y-knotシリーズ

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2023/9/28 最終更新

『これからの教育学』 第3章 子どもが育つ ということ

目次

  • Quiz クイズ
  • Chapter structure 本章の構成/関連する章
  • Goals 本章の到達目標
  • Introduction 導入(動画)
  • Report assignment レポート課題
  • 文 献
  • ・文献にチャレンジ

    ・Further readings 次に読んでほしい本

    ・Book/Cinema guide 読書・映画案内

    ・巻末の引用・参照文献/資料

     


    Quiz クイズ

    次の文章と著者の組み合わせで,正しいものはどれでしょうか。
    ①「わたしはほとんどただ一人朝から晩まで彼らのなかにおった。……彼らとともに泣き,彼らとともに笑った。彼らは世界も忘れ,シュタンツも忘れて,わたしとともにおり,わたしは彼らとともにおった」
    ②「自然の秩序のもとでは,人間はみな平等であって,その共通の天職は人間であることだ。……生きること,それがわたしの生徒に教えたいと思っている職業だ」
    ③「いまわれわれの教育に到来しつつある変革は,重力の中心の移動である。……子どもが太陽となり,その周囲を教育の諸々のいとなみが回転する。子どもが中心であり,この中心のまわりに諸々のいとなみが組織される」

    a. ①ペスタロッチ,②ルソー,③デューイ

    b. ①ルソー,②デューイ,③ペスタロッチ

    c. ①デューイ,②ペスタロッチ,③ルソー

     

    【WEB限定】Quiz クイズ

    Q3.1 『エミール』の説明としてあてはまるのはどれ?

    a. 著者はイギリスの政治思想家J・ロックである

    b. 有徳で勤勉な実業家として未来のジェントルマン(紳士)を育てる教育を説いた

    c. 生徒エミールの乳幼児期から青年期までの成長を教師の目でたどるという内容だった

     

    Q3.2 フレーベルの説明としてあてはまるのはどれ?

    a. 自然の歩みに沿った教授法メトーデを開発した

    b. 幼児期の子どもの遊び活動を指導するにあたり、恩物とよばれる遊具・教具を開発した

    c. 東京女子師範学校附属幼稚園を設立した

     

    Q3.3 J. ピアジェの認知発達理論におけるキーワードはどれ?

    a. 発達の最近接領域

    b. ブルーナー仮説

    c. 同化と調節

     

    Chapter structure 本章の構成/関連する章

    Chapterstructure3korekaranokyoikugaku

     

    Goals 本章の到達目標

    1.さまざまな子ども観について知る
    2.子どもの姿を,発達の観点から捉えることができる

     

    Introduction 導入(動画)

     

    Report assignment レポート課題

    本章の内容を振り返って,下記についてそれぞれ200 字程度でまとめてみましょう。
    ① 子どもと発達について,現代に通じる考え方にはどのようなものがあるか。
    ② 発達する存在として子どもをとらえたとき,教師や保育者として,どのような援助をすべきだろうか。具体的な場面を1 つイメージしてまとめよう。

     

    文 献

    文献にチャレンジ(各節【問い】の末に掲載)
    1. 藤間公太(2017)『代替養育の社会学――施設養護から〈脱家族化〉を問う』晃洋書房
    2. ガダマー,H.-G./轡田収・麻生建・三島憲一・北川東子・我田広之・大石紀一郎訳(2012)『真理と方法Ⅰ 哲学的解釈学の要綱』新装版,法政大学出版局
    3. 広瀬友紀(2017)『ちいさい言語学者の冒険――子どもに学ぶことばの秘密』岩波書店

     

    Further readings 次に読んでほしい本

    • メイヤロフ,M./田村真・向野宣之訳(1987)『ケアの本質――生きることの意味』ゆみる出版
    • 元森絵里子・高橋靖幸・土屋敦・貞包英之(2021)『多様な子どもの近代――稼ぐ・貰われる・消費する年少者たち』青弓社
    • 森博俊・大高一夫・横尾澄子・天沼陽子編(2018)『障がいをもつ子どもを理解することから』群青社

     

    Book/Cinema guide 読書・映画案内
    HTB_ƒtƒŠ[ƒ^?ƒ€Eƒ‰ƒCƒ^[ƒX?© 2006 by Paramount Pictures. All Rights Reserved. TM, R & © 2007 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
    『フリーダム・ライターズ』(原題The FreedomWriters Diary)(ラグラヴェネーズ,R. 監督,2007 年)
    ▶1990 年代のロサンゼルス暴動直後にウィルソン高校に赴任した,新人英語教師エリン・グルーウェルの教育実践が描かれています。ベストセラーとなった同名のノンフィクション小説を映画化した作品です。
    人種間の激しい対立のなかで,生徒の綴る日記を介して育ちあう教師や生徒の姿から,子ども理解のヒントが得られるかもしれません。

     

    巻末の引用・参照文献/資料

    • 大芦治(2016)『心理学史』ナカニシヤ出版
    • ガダマー,H.-G./轡田収・麻生建・三島憲一・北川東子・我田広之・大石紀一郎訳(2012)『真理と方法Ⅰ 哲学的解釈学の要綱』新装版,法政大学出版局
    • 加用文男(1990)『子ども心と秋の空―保育のなかの遊び論』ひとなる書房
    • 倉橋惣三(1926)『幼稚園雑草』(上・下)フレーベル館(2008,倉橋惣三文庫5・6)
    • 広瀬友紀(2017)『ちいさい言語学者の冒険――子どもに学ぶことばの秘密』岩波科学ライブラリー
    • 藤間公太(2017)『代替養育の社会学――施設養護から〈脱家族化〉を問う』晃洋書房
    • ルソー/今野一雄訳(1962)『エミール』(上)岩波書店
    • ルソー/今野一雄訳(1963)『エミール』(中)岩波書店
    • ルソー/今野一雄訳(1964)『エミール』(下)岩波書店
    • ロック/服部知文訳(1967)『教育に関する考察』岩波書店
    • [読書・映画案内図版クレジット]『フリーダム・ライターズ』DVD〔スペシャル・コレクターズ・エディション〕1,572 円(税込)(発売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント)© 2006 by Paramount Pictures. All Rights Reserved. TM, R & © 2007 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.(2023 年7 月時点の情報です)
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