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日本財政の現代史2

日本財政の現代史2 -- バブルとその崩壊 1986~2000年

財政学が見抜くバブル経済と「失われた10年」の本質

諸富 徹 (京都大学教授)/編・企画編集
井手 英策 (慶應義塾大学教授),小西 砂千夫 (関西学院大学教授)/企画編集


2014年06月発売
四六判並製カバー付 , 364ページ
定価 3,240円(本体 3,000円)
ISBN 978-4-641-16444-4
Modern History of Japan's Public Finance,2

財政・公共経済学
入門書・概説書

○在庫あり

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バブル経済とその崩壊はなぜ起こり,「失われた10年」を導いてしまったのか。そのプロセスにおいて日本の財政,そして政治・経済・社会はどのように変質していったのか。制度や政策の動向と文脈を解明し,その実像をいきいきと描き出して,現代の難問に答える。

シリーズ「日本財政の現代史」全3巻
企画編集/井手英策・諸富 徹・小西砂千夫

日本はなぜ巨額の財政赤字を抱えることになったのだろうか。
小さな政府,低い税負担,政策金融や中央銀行による財政の強力な補完,こうした特徴はどのように形成されたのだろうか。
これらの「なぜ」に挑むため,日本財政のあゆみをひもとくテキスト・シリーズ。

■巻構成■
第1巻(1960~85年)では高度経済成長が軌道に乗り,石油危機を経て,その終焉があらわになった時期を,
第2巻(1986~2000年)では,プラザ合意以降の経済環境の変化,バブルの発生と崩壊という要因が絡み合う時期を,
第3巻(2001年~)では,経済のグローバル化が進み,空前の財政赤字が顕在化した小泉構造改革とその前後期を取り上げる。

■共通テーマ■
歴史の「縦串」と同時に,各巻を同一テーマの「横串」で貫く。財政運営,税制,公共投資,財政投融資,環境政策,社会保障,地方財政,国際比較,経済・社会構造,「構造」としての日本財政,以上10のテーマに即して,それぞれの時代の財政的特質を浮き彫りにする。

☆関連書籍:『日本財政の現代史1―土建国家の時代 1960~85年』
☆関連書籍:『日本財政の現代史3―構造改革とその行き詰まり 2001年~』
目次
 序 章 バブル生成と崩壊は日本財政にどのような影響を与えたのか(諸富徹)
 財政運営(1):第1章 マクロ財政・金融政策の経済理論と思想(野口剛)
 財政運営(2):第2章 予算編成過程の変容(河音琢郎)
 税制:第3章 バブル経済下の税制改革(川勝健志・藤貴子)
 公共投資:第4章 公共投資財政の転換(門野圭司)
 財政投融資:第5章 「土建国家」を支える政策金融の終焉(水上啓吾)
 環境政策:第6章 大量廃棄社会の限界と残像(八木信一)
 社会保障:第7章 再編期の社会保障(吉田健三)
 地方財政:第8章 集権と分権の狭間(田尾真一)
 国際比較(1):第9章 付加価値税の導入過程と逆説的性格(篠田剛)
 国際比較(2):第10章 大都市の経済社会と広域行財政(片山和希)
 国際比較(3):第11章 地方債制度・市場のあり方(三宅裕樹)
 「構造」としての日本財政:第12章 日米構造協議と財政赤字の形成(天羽正継)
 終 章 日本財政にとっての転換点(諸富徹)

書評等

※『地方財政』2014年9月号に,『日本財政の現代史』(全3巻)の書評が掲載されました。評者は,神野直彦・東京大学名誉教授。
※『月刊ガバナンス』2014年9月号「Reader's Library」で『日本財政の現代史』(全3巻)が紹介されました。
※『自治日報』2014年6月27日付3面「新刊紹介」で『日本財政の現代史』(全3巻)が紹介されました。

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