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書斎の窓

 

編集室の窓

六法編集部から……

 当編集部では、六法の電子化に取り組んでいます。そのひとつとして、六法全書の購入者に対して電子版閲覧サービスを提供しています。同サービスについては、本誌記事(六法全書電子版無料閲覧サービスのご案内)をご覧ください。また、判例六法ProfessionalのiPad用アプリをリリースしました。同書の購入者は、アプリ内コンテンツを優待価格の800円にてご購入いただけます。紙の六法と電子の六法とをそれぞれの特性に合った場面でご利用いただければと存じます。 (Y)

雑誌編集部から……

 雑誌編集部はジュリスト班、法学教室班、判例百選・ムック班の3班体制です。と言っても、「重要判例解説」は班の垣根を越えて取り組みます。そして今が作業のピークです。進行担当から「今日は○本読んでください」の号令がかかり、時間を見つけてゲラを読みます。「重判校了になりました」「お疲れ様です」。毎年繰り返されるやりとりに、部のチームワークの良さを感じます。『平成二六年度重要判例解説』4月10日発売予定です。 (K)

法律編集部から……

 大学入試の季節です。「文系人気やや復調」との情報もあり、我々としては少し期待をしたいところですが、さて実際は……? 『リーガル・リサーチ&リポート』は、法情報の調べ方、レジュメの作り方、レポートの書き方など、法学部での学びの基本を教えてくれる1冊です。新シリーズ・ストゥディアには『会社法』が登場します。自ら考え、自ら調べる大切さを伝えるために、先生方に一肌ぬいでいただきました。どうぞご期待ください。 (F)

経済・人文編集部から……

 今年も新学期に向けて、テキストを刊行してまいります。まずは新シリーズとして好評のストゥディア。『問いからはじめる教育学』『問いからはじめる家族社会学』『はじめての国際経営』という新たな入門テキストとして刊行いたします。より深い理解を促すように工夫して構成されています。さらに、2色刷の大型テキスト『臨床心理学』が定評あるニュー・リベラル・アーツ・セレクションの1冊として出されます。ご期待ください。 (S)

編集後記

 奥野正寛先生の「巻頭のことば」が本号で終了します。他の諸科学との対比によって経済学の特徴が浮き彫りになり、経済学のいくつかの潮流も明快に紹介されました。また、最終回の「通称使用と夫婦別姓」のテーマも新鮮でした。

 『書斎の窓』は昨年1月号にてリニューアルし、従来の冊子版に加えて、ウェブ版もスタート。これまで多くの皆さまにウェブ版をご覧いただきました。なかでも反響が大きかった例として、曽我謙悟先生の「先行研究を読むとはいかなる営みなのか――大学院新入生への1つのアドバイス」(昨年9月11月本年1月号に掲載)が挙げられます。「いかにして先行研究を読むのか」という問いを立てて、「何のために、何をどの程度、どのように読み、いかにそれをまとめ上げていくのか」を具体的に示しています。研究を成り立たせる営みを、言葉を尽くして明示的に説明する姿勢が、読者の専攻分野を超えて関心を集めたようです。 (M)

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