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政策志向の社会学

政策志向の社会学 -- 福祉国家と市民社会

変化を求められる公共政策。社会学に何ができるか。

武川 正吾 (東京大学教授)/著


2012年06月発売
四六判上製カバー付 , 354ページ
定価 3,630円(本体 3,300円)
ISBN 978-4-641-17386-6


社会学
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グローバル化,脱工業化,個人化する社会において,公共政策の役割はますます大きくなっている。公共政策の企画・実施・評価という過程で,積極的な貢献を求められている「政策志向の社会学」の確立を提起する書。政策理念と個別政策に焦点を当てて解説する。
目次
第1章 公共政策における社会学─公共社会学のために
第2章 21世紀型の社会政策─20世紀的前提を問う
第3章 福祉社会のガバナンス─多元主義とレジーム
第4章 セーフティネットかナショナルミニマムか─社会政策の理念
第5章 生活保障システムの危機─雇用の流動化と家族
第6章 社会政策における福祉と就労─ワークフェアの内実
第7章 高齢者ケアの政策─介護保険と地域福祉
第8章 年金社会学の構想─社会政策における信頼
第9章 縮小社会における地域─地域社会学と地域福祉学
第10章 ローカル・ガバナンスと地域福祉─地方自治の学校
第11章 ベーシック・インカム─ピースミールとユートピアの弁証法
第12章 高福祉高負担の社会意識─福祉国家の可能性
第13章 社会政策学会の再々出発

書評等

※『季刊社会保障研究』49巻2号(2013秋)の書評で取り上げていただきました。評者は三本松政之(立教大学教授)。
『書斎の窓』(2012年11月号)に掲載された書評をアップしました。《評者=秋元美世〔あきもと・みよ〕(東洋大学社会学部教授)》

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