現代社会資本論 | 有斐閣
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現代社会資本論

現代社会資本論

維持可能な社会資本とは

森 裕之 (立命館大学教授),諸富 徹 (京都大学教授),川勝 健志 (京都府立大学教授)/編


2020年09月発売
A5判並製カバー付 , 334ページ
定価 3,190円(本体 2,900円)
ISBN 978-4-641-16562-5
Social Overhead Capital in Contemporary Japan

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道路,鉄道,水道,学校,発電所など,私たちの生活に欠かせない社会資本。逼迫した財政状況の中,高度成長期に建設したインフラが更新期を迎え,災害も多発している。これからの社会資本をどのように構築していけばよいのか。維持可能な社会資本の姿を探る。

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目次
序 章 社会資本論の現代的課題(宮本憲一)
第1部 現代社会資本論の視点
 第1章 社会資本の歴史的変遷と現在(森裕之・鶴田廣巳)
 第2章 社会資本と都市・農村(山田明・平岡和久)
 第3章 社会資本と官民役割分担──水道事業の「民営化」(杉浦勉)
第2部 転換期の社会資本
 第4章 居住福祉と社会資本──市場化・分権化する住宅政策からのビジョン(吉弘憲介)
 第5章 都市におけるグリーンインフラ──都市農業・農地を保全するために(中島正博)
 第6章 地域エネルギーと社会資本──集中型電力システムから分散型電力システムへ(諸富徹)
 第7章 交通社会資本とまちづくり──社会的生活手段としての公共交通(川勝健志)
 第8章 災害と社会資本(宮入興一)
 第9章 文化・観光と社会資本──私的セクターが担う社会資本(後藤和子)
第3部 社会資本のガバナンス
 第10章 社会資本と公共サービス・参加型予算──公共サービスの拠点としての社会資本(槌田洋)
 第11章 地域金融と社会資本──変革期に期待される地方債市場の制度インフラ(三宅裕樹)
 第12章 現代社会資本と税財政改革(鶴田廣巳)
 終 章 グローバル・ローカル時代の社会資本論へ向けて──社会資本の新たな課題へ(森裕之)

書評等

※『高速道路と自動車』令和3年3月号(VOL.64 NO.3)に書評が掲載されました。評者は,太田和博・専修大学教授。
※『ガバナンス』(2020年12月号)の「Reader's Library」に掲載されました。
※『週刊エコノミスト』(2020年11月10日号)に書評が掲載されました。評者は,上川孝夫・横浜国立大学名誉教授。

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