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憲法からよむ政治思想史

憲法からよむ政治思想史

立憲主義の実践に向けて

髙山 裕二 (明治大学准教授)/著


2022年09月発売
四六判並製カバー付 , 312ページ
定価 2,310円(本体 2,100円)
ISBN 978-4-641-14941-0


政治
政治 > 政治思想・政治理論
やさしい入門書

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憲法には国民主権,基本的人権,平和主義といった理念が現れている。そういった理念はいかなる歴史的展開を経て形成されてきたのか。本書は,現在の日本政治・社会をかたちづくる日本国憲法の条文を手がかりに,その根底にある西洋政治思想の歴史に接近する画期的テキスト。

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目次
 プロローグ
第1回 クルーソーと「近代」の物語──政治思想史の課題と方法
 第Ⅰ部 内戦の時代(16・17世紀)
第2回 政教分離──アウグスティヌスとマキアヴェリ
第3回 思想・良心の自由/信教の自由──宗教戦争とモンテーニュ
第4回 主権/代表──ホッブズと近代国家の作り方
第5回 基本的人権/議会──ジョン・ロックと近代立憲主義の成立
 第Ⅱ部 イングランドの世紀(18世紀)
第6回 権力分立──政治体制論の伝統とモンテスキュー
第7回 結社/二院制──アメリカ独立革命とフェデラリスト
第8回 経済的自由/財産権──スコットランド啓蒙思想とスミス
 第Ⅲ部 フランス革命の時代(18世紀)
第9回 生存権/憲法改正──ジャン=ジャック・ルソーと人民主権
第10回 政党/代議制──エドマンド・バークとフランス革命
第11回 自衛権/公務員──カントとリアルな平和論
 第Ⅳ部 〈民主化〉の時代(19世紀)
第12回 地方自治/陪審制──トクヴィルと政治参加
第13回 平等/参政権──ミルとフェミニズムの誕生
第14回 天皇制/議院内閣制──バジョットの英国国制論と「行政権」
 エピローグ
第15回 労働社会の「人間らしさ」?──ヨーロッパの世紀末と政治思想史の役割

書評等

※『図書新聞』第3572号(2022年12月24日号)の「2022年下半期 読書アンケート」で取り上げられました。紹介者は,山本圭・立命館大学准教授。
※『読売新聞』(2022年11月20日付朝刊)に書評が掲載されました。評者は,苅部直・東京大学教授。
※書斎の窓の「書評」にて,石川健治・東京大学教授が本書を紹介しています。 →記事を読む

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