民事訴訟における手続運営の理論 | 有斐閣
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民事訴訟における手続運営の理論

民事訴訟における手続運営の理論

柔軟な思考からのアプローチを目指して

三木 浩一 (慶應義塾大学教授)/著


2013年11月発売
A5判上製カバー付 , 664ページ
定価 11,000円(本体 10,000円)
ISBN 978-4-641-13653-3
Theory of Procedural Administration in Civil Procedure

民事訴訟法 > 民事紛争処理制度

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実体法的な解釈手法とは異なるものとして,アメリカにおける「手続運営」の視点を参考としながら,民事訴訟理論の再構築に取り組んできた著者の論文集。これまでの研究成果の中から,その問題意識と関連の深い論攷を纏めた。
目次
第1編 基礎理論
 第1章 裁判官および弁護士の役割と非制裁型スキーム
 第2章 民事裁判制度のさらなる改善に向けて
 第3章 民事訴訟における「判例」の意義
 第4章 訴訟物概念の意義と機能
第2編 一部請求
 第1章 一部請求論の考察
 第2章 一部請求論の展開
第3編 複雑訴訟
 第1章 請求の予備的併合と非両立要件
 第2章 多数当事者紛争の審理ユニット
 第3章 独立当事者参加における統一審判と合一確定
 第4章 独立当事者参加の訴訟構造と要件・手続
 第5章 多数当事者紛争の処理
第4編 重複訴訟
 第1章 重複訴訟論の再構築
 第2章 重複訴訟論の運用
第5編 証明論
 第1章 確率的証明と訴訟上の心証形成
 第2章 民事訴訟における証明度
 第3章 民事訴訟法248条の意義と機能
第6編 文書提出命令
 第1章 文書提出命令における文書の「所持者」について
 第2章 文書提出命令の申立ておよび審理手続
 第3章 文書特定手続の創設とその意義
 第4章 文書提出命令の発令手続における文書の特定
 第5章 文書提出命令における『自己利用文書』概念の現在と将来
 第6章 いわゆる「黙示の却下」について

書評等

◆書斎の窓の「書評」にて,高橋宏志・中央大学法科大学院教授が本書を紹介しています。 →記事を読む

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