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テクストとしての判決

テクストとしての判決 -- 「近代」と「憲法」を読み解く

近代立憲主義と判決の結節点を読む

駒村 圭吾 (慶應義塾大学教授)/編著


2016年12月発売
A5判上製カバー付 , 338ページ
定価 6,050円(本体 5,500円)
ISBN 978-4-641-13191-0


憲法

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判決に残された「近代的なるもの」の痕跡を読み解く,9人の研究者による挑戦的な論文集。判例を法テクストのみならず思想テクストとして扱い,時代と事案を振り返って日本法思想に肉薄する。今後の判例研究・判例学習に資する,新たな判例読解の手法を示す力作。

◆法学教室の「Book Information」コーナーにおいて,編集担当者が本書を紹介!!  →記事を読む
目次
小粥太郎「田中耕太郎からみる近代──謝罪広告請求事件」
駒村圭吾「文学裁判とふたつの近代批判──『チャタレイ夫人の恋人』事件判決」
渡辺康行「憲法判例のなかの家族──尊属殺重罰規定違憲判決と婚外子法定相続分規定違憲決定」
林 知更「論拠としての『近代』──三菱樹脂事件」
蟻川恒正「裁判官と行政官──猿払事件最高裁判決」
石川健治「精神的観念的基礎のない国家・公共は可能か?──津地鎮祭事件判決」
山本龍彦「憲法上の財産権保障とデモクラシー──森林法判決」
大屋雄裕「宗教の近代性とその責任──空知太神社事件」
宍戸常寿「司法制度改革の中の裁判官──裁判員制度合憲判決」

書評等

※『思想』2017年9月号の「読書ノート」に書評が掲載されました。評者は,樋口陽一・東京大学名誉教授。

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