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現代立憲主義の諸相

現代立憲主義の諸相 -- 高橋和之先生古稀記念

47の珠玉の論攷

長谷部 恭男 (東京大学教授),安西 文雄 (九州大学教授),宍戸 常寿 (東京大学教授),林 知更 (東京大学准教授)/編


2013年12月発売
A5判上製箱入 , 1484ページ
定価 30,240円(本体 28,000円)
ISBN 978-4-641-13145-3


憲法

○在庫あり

憲法学をリードしてこられた高橋和之先生が古稀を迎えられるのを祝し,気鋭の執筆者によって寄せられた論攷を編んだ記念碑的論文集。
目次
〔上巻〕
統治機構
 憲法原理としての民主政──ドイツにおける展開を手がかりに…林 知更
 代表説の挑戦…小島慎司
 政治代表と人・領域・利益──フランスにおける「地域代表」・再論…只野雅人
 最近のフランス憲法学における民主主義論の動向…山元 一
 憲法改正限界論再考──その意義についての序説…南野 森
 司法権と違憲審査制制度改革訴訟の新たな展開──ブラウン対プラタ事件をめぐって…大沢秀介
 行政審判所の統合をめぐる一考察──カナダのオンタリオ州における集約化(clustering)政策を素材として…碓井光明
 条例違法確認訴訟の構想(一九四七年)──司法権の限界論に寄せて…斎藤 誠
 行政制裁の基礎的考察…山本隆司
 スウェーデン行政裁量論の憲法的基礎…交告尚史
 憲法上の権利と行政裁量審査──判例状況の分析と今後の方向性…渡辺康行
 事前の違憲審査と事後の違憲審査の同質性と異質性──内閣法制局と最高裁判所の関係を中心にして…浦田一郎
 フランス型違憲審査制の諸課題──二〇〇八年憲法改正後のQPCを中心に…辻村みよ子
 立法事実論の可能性…淺野博宣
 漠然性の故に有効…長谷部恭男
 合憲限定解釈の「実技」──会社非訟事件を素材として…安念潤司
 適用上違憲と処分違憲に関する一考察──起立斉唱命令違反を理由とする懲戒処分の「合憲性」を主な素材に…青井未帆
 憲法判断の方法──「それでもなお」の憲法理論…木村草太

憲法理論と憲法史
 未完のプロジェクトとしての「立憲政体」──島田邦二郎「立憲政体改革の急務」を読む…高見勝利
 論争の中のグロティウス──初期近代主権論研究ノート…福岡安都子
 美濃部達吉と陸軍パンフレット──または,「国家・憲法・戦争」についての学説史的考察…西村裕一
 憲法上の借用概念と通貨発行権──憲法が前提とする憲法外の法概念・法制度…中里 実
 憲法と立憲主義の相克…遠藤比呂通
 グローバル化が主権国家にもたらすもの…棟居快行


〔下巻〕
人権総論
 私権とdroits civilsに関する覚書…大村敦志
 「憲法上の権利」に関する一考察──「自律」と「公共」…巻美矢紀
 パターナリズムと違憲審査…渋谷秀樹
 多層的人権保障システムにおけるグローバル・モデルとしての比例原則の可能性…江島晶子
 比例原則と衡量…小山 剛
 違憲審査制の下での自由権制約の論証構造の現状と課題──高橋和之の問題提起を手掛かりにして…阪口正二郎

人権各論
 合衆国憲法第九修正の失われた存在意義──オープンエンドな人権一般条項の役割…浅香吉幹
 プライバシー影響評価…宇賀克也
 ビッグデータと個人情報保護──医療情報等個別法を論ずる前提として…樋口範雄
 世界観上の告白の自由に関する若干の考察──ドイツ憲法を手掛かりとして…初宿正典
 いわゆる目的効果基準について──政教分離原則違反の判断基準に関する一考察…野坂泰司
 公の集会施設における「集会の自由」保障・考…佐々木弘通
 合憲であることの定型的論証としての猿払基準…蟻川恒正
 さらば,香城解説!?──平成二四年国公法違反被告事件最高裁判決と憲法訴訟のこれから…駒村圭吾
 インターネットにおける他者の言論の引用者の法的責任
   ──名誉毀損の場合のアメリカ法・ドイツ法との比較を中心…毛利 透
 通信の秘密に関する覚書…宍戸常寿
 《droits-creances》の可能性──フランス福祉国家の憲法的基礎…糠塚康江
 日本国憲法と環境保全…岩間昭道
 環境権論の再検討─―三・一一原発事故後の憲法上の環境権論…清野幾久子
 異質性社会における公教育…齊藤 愛
 手続的デュー・プロセスにおける原理と準則
   ──プロポーショナリティ・アナリシスとカテゴリカル・アナリシス…村山健太郎
 政治活動に関する寄附と税制…増井良啓
 選挙権の平等に関わる多層構造──アメリカにおけるマイノリティの投票希釈問題をてがかりに…安西文雄

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