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憲法訴訟の現状分析

憲法訴訟の現状分析

日本の憲法訴訟の現状を緻密に分析・検討する

戸松 秀典 (学習院大学教授),野坂 泰司 (学習院大学教授)/編


2012年04月発売
A5判上製カバー付 , 474ページ
定価 6,600円(本体 6,000円)
ISBN 978-4-641-13108-8


憲法

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『講座 憲法訴訟』から四半世紀を経て,憲法訴訟研究は今なおその意義を増している。研究者と第一線の実務家が,わが国の憲法訴訟の現状に着目し,分析・検討して今後の展望を描く。わが国の憲法訴訟研究の到達点を示す論攷集。
目次
序 論 憲法訴訟の現状分析 序論(戸松秀典)
第1部 日本の裁判制度と憲法訴訟
  私人間の憲法訴訟(棟居快行)
 憲法判断の実施・不実施(内野正幸)
 合憲・違憲の裁判の方法(宍戸常寿)
 違憲裁判の影響力(川岸令和)
第2部 人権保障と憲法訴訟
  審査基準と比例原則(青柳幸一)
 明文根拠を欠く人権の保護について(松井茂記)
 特別犠牲を強制されない権利(青井未帆)
 「法の下の平等」に関わる判例理論(安西文雄)
 立法裁量論(矢口俊昭)
 表現活動の間接的・付随的制約(長谷部恭男)
 表現行為の自由・表現場所の理論・憲法判断回避準則(佐々木弘通)
 公務員の政治活動の制約に対する違憲審査(渋谷秀樹)
 名誉毀損表現の事前差止め(川端和治)
 明確性の原則(君塚正臣)
第3部 憲法訴訟の実態
  憲法訴訟論に対する至って控え目な疑問(安念潤司)
 適用違憲と法曹教育(藤井俊夫)
 取材の自由と最高裁(山川洋一郎・一井泰淳)
 立法者の努力を評価する司法判断(藤井樹也)
 司法積極主義と司法消極主義(大沢秀介)
 わが国における合憲性統制の二重構造(大石 眞)
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