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最高裁回想録

最高裁回想録 -- 学者判事の七年半

学者出身裁判官が見たこと考えたこと

藤田 宙靖 (東北大学名誉教授・元最高裁判所判事)/著


2012年04月発売
四六判上製カバー付 , 438ページ
定価 4,180円(本体 3,800円)
ISBN 978-4-641-12552-0


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在庫なし

杜の都での三六年間の学究生活を経て最高裁判事となった著者による,最高裁での七年半の回想。裁判官としての執務や生活の実態,また,最高裁判例が直面する様々な問題への対処に当たって裁判官として何を考えたかを明らかにし,学問と実務について考察する。
◆法学教室の「Book Information」コーナーにおいて,編集担当者が本書を紹介!!  →詳細はこちら
目次
第一章 最高裁判事就任まで
第二章 執 務
第三章 関与した事件から
 第一節 概 説
 第二節 行政事件と近時の最高裁(その一)─行政事件の重要性
 第三節 行政事件と近時の最高裁(その二)─司法制度改革との関係
 第四節 行政事件と近時の最高裁(その三)─その他の事件から
 第五節 憲法事件と近時の最高裁(その一)─変化の胎動
 第六節 憲法事件と近時の最高裁(その二)─最高裁は保守的(conservative)か?
 第七節 刑事事件と近時の最高裁
第四章 学者と裁判官の間で
 第一節 「学問」と「実務」
 第二節 「判例拘束性」,「説明責任」等々
第五章 裁判以外の公務
 第一節 司法行政
 第二節 出 張
 第三節 判例委員会
 第四節 長官代行への就任
 第五節 宮中との関係
終 章 退 官
〈付録〉個別意見
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