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福祉国家の制度発展と地方政府

福祉国家の制度発展と地方政府 -- 国民健康保険の政治学

日本型福祉国家を問い直す

北山 俊哉 (関西学院大学教授)/著


2011年04月発売
A5判上製カバー付 , 222ページ
定価 4,180円(本体 3,800円)
ISBN 978-4-641-04989-5
Explaining the Institutional Change of the Health Politics in Japan

政治 > 行政学・地方自治
社会福祉 > 地域福祉

在庫なし
受賞

福祉国家と地方政府とは,どのような関係にあるのか。歴史的制度論の立場から国民健康保険制度の歴史的発展過程を考察することによって,地方政府の存在と,地方政府が中央政府および社会と結び付くダイナミクスとが福祉国家の発展に不可欠であると論じる意欲作。

著者の北山先生が,本書の刊行にあたって『書斎の窓』(2011年7・8月合併号)にお寄せくださいましたエッセイをアップしました。
目次
序 章 問題の所在
第1章 理論的背景
 ──福祉国家論と中央地方関係,歴史的制度論
第2章 国民健康保険の始まり
第3章 戦後の再建から国民皆保険へ
第4章 老人医療無料化と老人保健制度
第5章 介護保険と後期高齢者医療制度
第6章 国際比較──イギリス、カナダ、アメリカとの比較
第7章 国内比較──年金、生活保護との比較
終 章 歴史的制度論と日本の地方政府──年金,生活保護との比較
 あとがき
 文献リスト
 年表
 事項索引
 人名索引
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