講座 環境社会学 第2巻 | 有斐閣
HOME > 詳細 > 講座 環境社会学 第2巻 -- 加害・被害と解決過程
同一ジャンルへ: 社会学,環境
講座 環境社会学 第2巻

講座 環境社会学 第2巻 -- 加害・被害と解決過程

社会学は環境問題にいかに切り込むか

講座 環境社会学 全5巻 > 講座 環境社会学 全5巻

舩橋 晴俊 (法政大学教授)/編


2001年07月発売
A5判上製カバー付 , 286ページ
定価 3,190円(本体 2,900円)
ISBN 4-641-07193-4


社会学 > 環境社会学
環境 > 環境社会学
環境 > 環境問題
基本書・体系書

在庫なし

環境問題への社会学的アプローチの有効性は何か。加害論・原因論,被害論,解決論という主題群をもつ環境問題の社会学の成果を踏まえ,焦点となる事例の実証的分析を提示し,類似現象に通底する「規則性」と「意味」の発見を可能にする理論的視点・概念群の提出を試みる。
目次
《主な目次》
第1章 環境問題解決過程の社会学的解明=舩橋晴俊
第2章 公害の社会史
     ――足尾鉱毒事件を中心として=菅井益郎
第3章 公害被害者の生活経験と被害者運動
     ――新潟水俣病の事例より=堀田恭子
第4章 地域開発と地域環境問題
     ――沖縄の地域開発の展開と環境問題=鵜飼照喜
第5章 河川行政と環境問題
     ――行政による〈公共性の独占〉とその対抗運動=田中滋
第6章 公共事業をめぐる対話のメカニズム
     ――長良川河口堰問題を事例として=足立重和
第7章 地域環境問題をめぐる“状況の定義のズレ”と“社会的コンテクスト”
     ――滋賀県における石けん運動をもとに=脇田健一
第8章 日常生活と環境問題
     ――リサイクルの日米比較=谷口吉光
第9章 産業廃棄物問題
     ――香川県豊島事件の教訓=藤川賢
Copyright©YUHIKAKU PUBLISHING CO.,LTD. All Rights Reserved. 2016