HOME > 書斎の窓
書斎の窓

 

編集室の窓

六法編集部から……

 11月は『判例六法Professional』が刊行となります。民法相続法や商法改正、働き方改革関連法の成立にともなって判例の位置づけがどのように変わるのか、10月刊行の『判例六法』とともに『判例六法Professional』も平成31年版で対応していますので、ご注目ください。さらに、各六法には刊行後の法改正や裁判例の情報をお届けするサービスをご用意しています。詳細は各六法の読者カードをご参照ください。(K)

雑誌編集部から……

 今年の判例百選シリーズは3月の『民法判例百選Ⅰ・Ⅱ〔第8版〕・Ⅲ〔第2版〕』、9月の『環境法判例百選〔第3版〕』に続き、12月に『メディア判例百選〔第2版〕』を刊行します。来年も5〜6点ほどの判例百選を刊行する予定です。すでに執筆依頼を終えて原稿締切を待つものもありますし、編集会議を開催し、収録判例の選定などをご検討いただいているものもあります。そろそろ2020年の準備もはじめます。(A)

法律編集部から……

 平成29年民法改正に対応した『新注釈民法』の第14巻が発売中です。現代社会において重要性が増している役務提供型の典型契約のほか、組合等の規定の注釈を収録しています。ひきつづいて、通則・人・法人・物の分野を収録する第1巻、留置権・先取特権・質権・抵当権の規定の前半を収録する第6巻を刊行予定です。注釈書の編集には教科書等とはまた違った種類の責任が伴うことを自覚しつつ、日々の作業に取り組んでいます。(Y)

経済・人文編集部から……

 理論分析や社会調査の意義と深さ、そして社会学者から見た現代社会の問題点とその理解法について交わされてきた、白熱の対話を凝縮して収録した『社会学はどこから来てどこへ行くのか』がついに刊行されます。社会学の到達点と今後を楽しみながら読み、かつ考え、共有できる画期的な書籍です。またストゥディアでは、各国の政治体制・経済状況・課題をいきいきと解説する『はじめての東南アジア政治』が出されます。お楽しみに。(s)

編集後記

 自分の「強み」とは何なのか……本号から島井哲志先生の「『強み』とともに生きる――ポジティブ心理学のすゝめ」が始まります。苦手なものを克服するのはもちろん立派なことですが、得意なものを伸ばす方が、より大きな効果が出ることが多いように感じます。そもそも自分自身の「強み」を私はきちんととらえられているのか……(こういった懐疑的な性質も、ある意味で美点かもしれないと思い始めています)。

 「書斎の窓」での岸政彦先生と北田暁大先生の対談を起点にした、『社会学はどこから来てどこへ行くのか』が刊行されます。気鋭の社会学者である筒井淳也先生と稲葉振一郎先生も加わり、より充実した単行本となりました。

 『ポケット六法』40周年を記念して、有斐閣ホームページで「ぽっぽーの小部屋」を開設しました。こちらにもぜひお立ち寄りいただけましたら幸いです。本号にも「ろけっとぽっぽー」が出没中。どこにいるか、ぜひ探してみてください!(K2)

ページの先頭へ
Copyright©YUHIKAKU PUBLISHING CO.,LTD. All Rights Reserved. 2016