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書斎の窓

 

編集室の窓

六法編集部から……

 前号のお話から一変、民法の成年年齢・相続法の改正、働き方改革関連法等の重要法案が軒並み成立し、それらの改正を織り込んだ最新の内容で『ポケット六法』『判例六法』『判例六法Professional』を9月から順次刊行していきます。ところで、多くの方々にご愛用いただいている『ポケット六法』は、今年で刊行40周年を迎えます。いろいろな企画を考えていますので、どうぞお楽しみに。ぽっぽーさんも大活躍します!(o)

雑誌編集部から……

 法学教室の演習欄(7分野×1年分)をまとめた『問題演習 基本七法』が好評です。法学教室の今年度の特集「再確認・○法の基本」で理解を深め、演習で知識を使う実戦訓練を、というのが定番ながらオススメです。法学教室10月号は行政法、11月号は商法を特集。ジュリストは、国会での改正法の成立を踏まえ、10月号は、商法(海商・運送)、11月号は著作権法・不競法を中心に知財法を特集します。どうぞご期待ください。(S)

法律編集部から……

 平成30年7月豪雨の爪痕は深く、大変な被害がありました。被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。さて、通常国会では民法、商法、消費者契約法など、重要な法律の改正が成立しました。対応すべく、新刊書、改訂版の刊行に取り組んで参ります。また、学界の柱となる研究書の刊行にも力を入れております。亘理格『行政行為と司法的統制』、阿部裕介『抵当権者の追及権について』など、是非手に取ってご覧ください。(F)

経済・人文編集部から……

 近年、日本のコンテンツが海外で受け入れられるまでには、どのような取組みがあったのでしょうか。文化製品のグローバル・マーケティングを考察する『アメリカに日本のマンガを輸出する』が刊行されます。私たちをとりまくメディアと社会との関係を一から学べる入門テキスト『メディア社会論』、古典的研究から最先端の議論まで範疇に収め、新たな文化論を打ち出す画期的な教科書『現代文化論』も刊行されます。ご期待ください。(S2)

編集後記

 本号にはストゥディア『地方自治論』刊行を契機にした座談会を掲載しています。テキストの内容が掘り下げられるとともに、踏み込んだ議論が展開されました。なごやかな笑いが起きつつも白熱した議論をお楽しみください。

 また本号では、繁桝算男先生の連載「人生の智慧のための心理学」が最終回を迎えました。繁桝先生から投げかけられた質問とそれぞれの回答を振り返る回で締めくくられています。バックナンバーは有斐閣ホームページからもご覧いただけます。ぜひ各回を読み直していただければ幸いです。

 今年の7月の暑さは特にこたえました。「酷暑」と耳目にふれることも多かったです(なお、「猛暑日」は正式な天気予報用語)。男女を問わず日傘をさす方を神保町近辺では見かけました。日傘は雨傘以上に忘れがちですが、自分のまわりで日陰を作るだけでこんなにも楽なものなのか、とその便利さを実感した今夏でした。(K)

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