未来へ繋ぐ災害対策 | 有斐閣
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未来へ繋ぐ災害対策 -- 科学と政治と社会の協働のために

専門家と行政と市民の協働が起こすパラダイム・シフト

松岡 俊二 (早稲田大学教授),阪本 真由美 (兵庫県立大学教授),寿楽 浩太 (東京電機大学教授),寺本 剛 (中央大学教授),秋光 信佳 (東京大学教授)/著


2022年12月発売
四六判並製カバー付 , 316ページ
定価 2,970円(本体 2,700円)
ISBN 978-4-641-17480-1
Resilience to the Future: Collaboration among Science, Politics and Society

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東日本大震災の何が「想定外」だったのか? 原発の安全神話はどのようにして生まれたのか? 日本の新型コロナ対策はなぜ「失敗」したと総括されるのか? 過去の失敗を繰り返すことなく,教訓を未来へ繋ぐために必要な災害対策のパラダイム・シフトを提示する。

◆書斎の窓の座談会コーナーにて,本書が紹介されています。 →記事を読む

目次
序 章 災害対策のパラダイム・シフト──科学と政治と社会の協働
第Ⅰ部 教訓を過去から引き出す
第1章 地震・津波災害──東日本大震災における「想定外」
第2章 原子力災害──福島原発事故と安全神話
第3章 感染症災害──科学的予測と助言をめぐるすれ違い
第4章 気候変動災害──災害リスクの認識はなぜ難しいのか
 コラム①地震動予測と不確実性/コラム②広島市の防災対策──2018年7月豪雨の経験と教訓
第Ⅱ部 教訓を未来へ繋ぐ
第5章 災害対策の倫理──何を優先すべきか
第6章 災害の記録と記憶──何が語り継がれるのか
第7章 科学技術への期待と限界──ウイルスの正しい知識と感染症対策の教訓
第8章 科学と政治と社会の協働──「対話の場」=「学びの場」の形成
 コラム③集合的記憶──1995年の阪神・淡路大震災から
終 章 歴史の教訓を未来へ繋ぐ──エンパシーと境界知作業者

書評等

※『ガバナンス』(2023年3月号)の「Reader's Library」に掲載されました。
※『週刊エコノミスト』(2023年2月14日号)の「Book Review 話題の本」で紹介されました。
記事を読む(週刊エコノミスト Online)

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