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ことわざと心理学

ことわざと心理学 -- 人の行動と心を科学する

人生を豊にするために

今田 寬 (関西学院大学名誉教授)/著


2015年08月発売
四六判並製カバー付 , 264ページ
定価 2,640円(本体 2,400円)
ISBN 978-4-641-17412-2
Proverbs and psychology: Scientific approaches to human behavior and mind

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やさしい入門書

在庫なし
書評等

目は本当に口ほどに物を言う? 笑う門には福来たる? 親が無くても本当に子は育つ? ことわざに表れた人の心を題材に,心理学ではどういう実証研究がなされてきているのか,そこから何が言えるのかを,噛みくだいて解説する。基礎演習など初年次教育にどうぞ。

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目次
序 心理学の概観
第1講 幽霊の正体見たり枯れ尾花─知覚の歪みはなぜ起きるのか?[感覚・知覚(1)]
第2講 目は口ほどに物を言う─目だけでどれほど意思は伝わるのか?[感覚・知覚(2)]
第3講 親は無くとも子は育つ─子の成長にとっての親の意味は?[発達]
第4講 急いては事を仕損ずる─目先の誘惑に負けないためには?[動機と行動]
第5講 地震雷火事親父─先が読めないことはどれほど不安か?[ストレス・健康(1)]
第6講 備えあれば憂い無し─準備はどれほどストレスを和らげるか?[ストレス・健康(2)]
第7講 泣く子と地頭には勝てぬ/病は気から─あきらめるとあきらめないでは大違い? 
[ストレス・健康(3)]
第8講 笑う門には福来る─笑いは人を幸せにするのか?[ストレス・健康(4)]
第9講 赤信号皆で渡れば怖くない─人は群れると無責任になるのか?[社会(1)]
第10講 知らぬ顔の半兵衛─なぜ周囲に人がいると知らん顔をするのか?[社会(2)]

書評等

※『週刊教育資料』No.1385(2016年4月25日号)に書評が掲載されました。評者は高橋美由紀・愛知教育大学教授。

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