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イノベーションを生む“改善”

イノベーションを生む“改善” -- 自動車工場の改善活動と全社の組織設計

「カイゼン」の本当の可能性をあぶり出す

岩尾 俊兵 (明治学院大学専任講師)/著


2019年12月発売
A5判上製カバー付 , 298ページ
定価 4,840円(本体 4,400円)
ISBN 978-4-641-16557-1
The KAIZEN Activities Revisited: Organizational Structures and Innovation Strategies in the Japanese Auto Industry

経営学

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受賞 書評等

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日本企業の競争力の源泉ともいわれる改善活動。細かな改良を地道に続けるというイメージは,実態に即したものなのか。現場に入り込む事例研究やシミュレーションをも駆使し,活動の連鎖から大きなイノベーションを創出しうる可能性と,その条件を探求した意欲作。

※電子書籍配信中!*電子書籍版を見る*

※著者がキヤノングローバル戦略研究所で,本書の内容に関連して講演した動画が,公開されています。*動画を見る*
目次
第1章 改めて改善活動の意義を問い直す:イノベーションと組織の視点
第2章 巨人たちは何を発見し何を見過ごしたか:本書の位置づけと理論的考察
第3章 問題解決の連鎖としての改善活動:トヨタ自動車の事例
第4章 改善活動の3類型という発見:日本の自動車4社の完成車工場比較
第5章 改善活動をめぐる技術戦略と組織設計:シミュレーションによる検証
第6章 分権的改善活動の定着には何が必要か:IMVP調査と事例研究
第7章 ライン内スタッフ組織の成立条件:関係者の回想
第8章 イノベーションを生む改善:全社組織設計という隠された論理

受賞

2021年度(第73回)義塾賞
2021年度(第37回)組織学会高宮賞(著書部門)
第22回(2020年度)日本生産管理学会学会賞(理論書の部)

書評等

※『組織科学』54巻2号(2020年12月)に書評が掲載されました。評者は武石彰・学習院大学経済学部教授。

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