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高等商業学校の経営史

高等商業学校の経営史 -- 学校と企業・国家

高商は何を担っていたのか

長廣 利崇 (和歌山大学准教授)/著


2017年11月発売
A5判上製カバー付 , 322ページ
定価 5,940円(本体 5,400円)
ISBN 978-4-641-16511-3
Business History of the Higher Commercial School:Relationship between School and both Company and Policy before World War ll, Japan

経営史

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学校教育の内容に踏み込んで検討を加え,戦前期日本の経済成長・産業発展を支えた高等商業学校が担っていた役割を解明し,実務教育と経済,企業経営との関係を考察。戦時期における学校と国家が相克する実態も捉える。今の大学改革論議にも一石を投じる力作。
目次
序 章 高等商業学校の役割
 第1部 戦間期の学校と企業
第1章 修業年限延長への戦略
第2章 修業年限延長要求と学科課程
第3章 自由選択制と学科課程の改正
第4章 研究体制の構築
第5章 生徒の管理
第6章 文芸作品からみる生徒の特質
第7章 高等商業学校の就職斡旋活動
 第2部 戦時期の学校と国家
第8章 国民精神総動員運動と生徒の規律
──1937~40年
第9章 大政翼賛会と学校行事の形式化 ──1941~43年
第10章 戦時体制下における学科課程の再編と「錬成」の限界
第11章 高等商業学校の転換
終 章 高等商業学校と企業・国家
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