情報化社会における中央銀行 | 有斐閣
HOME > 詳細 > 情報化社会における中央銀行 -- 情報集合の誤認という視点から
同一ジャンルへ: 金融
情報化社会における中央銀行

情報化社会における中央銀行 -- 情報集合の誤認という視点から

京都大学経済学叢書 > 京都大学経済学叢書 9

島本 哲朗 (京都大学助教授)/著


2007年04月発売
A5判上製カバー付 , 330ページ
定価 5,170円(本体 4,700円)
ISBN 978-4-641-16260-0


金融

在庫なし

情報という視点を通してマクロの経済現象や中央銀行のとるべき政策を考察し,中央銀行や民間部門にとって利用可能な情報が何かが正確に把握されていない状況における産出量,経済的成果,中央銀行の行動を,情報本位のマクロモデルの枠組みの中で分析する力作。
目次
序 章 議論の準備
第1部 情報集合の誤認と経済的効果
 第1章 情報集合の誤認と経済的成果の悪化
 第2章 マネーサプライルール非公表の可能性
 第3章 情報集合の誤認と経済的成果についての包括的分析
第2部 情報集合の誤認と中央銀行の政策
 第4章 民間部門の情報集合が確定不可能な場合の金融政策のあり方
 第5章 中央銀行はその独自情報をどのように用いるべきか
 第6章 裁量政策と情報公開政策の非等位性と補完性
 終 章 主な結果とその含意
Copyright©YUHIKAKU PUBLISHING CO.,LTD. All Rights Reserved. 2016