HOME > 詳細 > 差止請求権の理論
差止請求権の理論

差止請求権の理論

差止請求権の発生根拠に関する原理的考察 

根本 尚徳 (北海道大学准教授)/著


2011年09月発売
A5判上製カバー付 , 504ページ
定価 9,900円(本体 9,000円)
ISBN 978-4-641-13603-8
Die Theorie des Unterlassungsanspruchs

民法一般
債権各論

在庫なし

「差止請求権は,どのような制度目的を達成するために,いかなる実質的理由に基づいて,どのような法律構成によって発生するものと解すべきか」。分析の対象を特定の紛争類型に限定することなく,あらゆる紛争に妥当しうる一般・基礎理論の構築を目指す試み。
目次
序 章
 第1 問題の所在
 第2 分析の視点──理論的・体系的視点
 第3 分析の進め方
 第4 差止請求権の「発生根拠」という概念について
 第5 全体の概観
第1章 差止請求権の発生根拠に関する諸説の分析
 第1 序
 第2 権利的構成(人格権説,環境権説)
 第3 不法行為法的構成
 第4 不可侵性理論
 第5 違法侵害説
 第6 複合構造説
 第7 まとめ
第2章 ピッカーの物権的請求権理論に関する分析
 第1 序
 第2 BGB1004条1項
 第3 ピッカーの物権的請求権理論
 第4 まとめ──日本法への示唆
第3章 ドイツにおける妨害排除義務の帰責根拠をめぐる議論の分析
 第1 序
 第2 伝統的な通説および判例の理論
 第3 行為責任論台頭の理由
 第4 要件,効果における不法行為責任化の合理性に関する分析
 第5 まとめ
第4章 我が国の物権的請求権理論に関する分析および違法侵害説の解釈論的基礎付け
 第1 序
 第2 責任説──特に川島博士の見解を中心に
 第3 於保説
 第4 川角説
 第5 まとめ──違法侵害説の解釈論としての根拠付け
終 章
 第1 私見の要点──差止請求権の発生根拠
 第2 残された問題の整理/第3 結語
Copyright©YUHIKAKU PUBLISHING CO.,LTD. All Rights Reserved. 2016