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環境法の現代的課題

環境法の現代的課題 -- 公私協働の視点から

公私協働の視点から環境法の展望を探る

立命館大学法学叢書 > 立命館大学法学叢書 12

吉村 良一 (立命館大学教授)/著


2011年09月発売
A5判上製カバー付 , 392ページ
定価 6,820円(本体 6,200円)
ISBN 978-4-641-13103-3
Contemporary Issues in Environmental Law from the perspective of the collaboration between Public and Private

債権各論 > 不法行為 > 公害・環境問題

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多様な広がりをもった環境問題の今日的状況を明らかにしつつ,国家や行政による公的手段と私人ないし市民・住民による私法的なアプローチの関係を,公と私の協働という視点から検討し,環境法の現代的課題と今後の方向をさぐることを目指した注目の研究書。
目次
序論 公害・環境法でいま何が課題か
    本書の検討視角
環境損害の賠償──環境保護における公私協働の一断面
第1部 環境保護における公と私の協働
 第1編 公法と私法の交錯・協働
      民法学から見た公法と私法の交錯・協働公私の交錯・協働と私法の「変容」
 第2編 環境保護と私法
      環境利益の保護と民法
環境保護と不法行為法
      景観の私法上の保護における地域的ルールの意義
第2部 環境法の諸相
 第1編 公害・環境汚染の差止
       公害差止法理の展開
       差止の法的構成・法的根拠
       航空機騒音公害の差止
       基地騒音公害の差止──米軍機による騒音公害を中心に
 第2編 環境被害の救済制度
       環境被害の救済における「責任」と費用負担原則
       「責任」原理と環境・公害被害の救済──大気汚染被害救済における自動車メーカーの「責任」を中心に
 第3編 具体的事件の検討
      東京大気汚染訴訟
水俣病訴訟──国家賠償訴訟を中心に
      アスベスト被害と国の責任
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