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家族と国籍

家族と国籍 -- 国際化の進むなかで 補訂版

奥田 安弘 (北海道大学教授)/著


2003年08月発売
四六判並製カバー付 , 220ページ
定価 1,980円(本体 1,800円)
ISBN 4-641-28088-6


国際法

在庫なし

グローバリゼーションの進む現在,家族関係においても無国籍,重国籍,国籍法における非嫡出子の差別など,さまざまな問題が起きている。本書は,これらの理論上・実務上の問題を国籍法の観点から解説する。改訂に伴って新判例を追加し,データも新しくした。
目次
1章 国籍の基礎知識
 国籍とは何か
 国籍の決定基準
 残された諸問題
 人権としての国籍
 国籍と戸籍の関係
2章 無国籍の防止
 アンデレ事件
 「父母がともに知れないとき」
 逆転勝訴の最高裁判決
 実務の課題
 ヨーロッパ諸国の立法
3章 重国籍の防止と容認
 帰化とは何か
 帰化における重国籍防止条件
 外国国籍の取得と日本国籍の喪失
 国際結婚から生まれた子どもの国籍
 ヨーロッパ諸国の立法
4章 国籍法における非嫡出子差別の撤廃
 非嫡出子の国籍
 現行国籍法の違憲性
 胎児認知ができなかったケース
 胎児認知の届出が拒否されたケース
 ヨーロッパ諸国の立法
5章 中国残留日本人の国籍
 中国残留日本人とは?
 身元が判明した者の戸籍の回復
 中国への帰化による日本国籍の喪失
 中国人男性と結婚した残留日本人女性の国籍
 日中混血児の国籍
 身元不明孤児の就籍事件
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