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文芸にあらわれた日本の近代

文芸にあらわれた日本の近代 -- 社会科学と文学のあいだ

経済学を問い直す新たな試み

猪木 武徳 (国際日本文化研究センター教授)/著


2004年10月発売
四六判上製カバー付 , 226ページ
定価 2,160円(本体 2,000円)
ISBN 4-641-16219-0


文学
経済理論
補助教材

在庫なし
受賞

文士たちは日本の近代をいかに捉えてきたのか──文学者の豊かな直観や鋭敏な観察,時代認識を明らかにしながら,経済学がもつべき現実との距離感,多面的な視点,時間を考慮に入れた観察などを考察する。博覧強記をもって知られる著者の練達の筆が冴えわたる渾身作。

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目次
序 章 モデルとストーリーのあいだ
第1章 自然・伝統・産業化:武田泰淳『鶴のドン・キホーテ』
第2章 恋と革命:太宰治『斜陽』
第3章 父性の敗北:三島由紀夫『絹と明察』
第4章 日米関係悪化の中で:永井荷風『あめりか物語』
第5章 デモクラシーの行方:谷崎潤一郎『痴人の愛』
第6章 グローバリゼーションと反帝運動:横光利一『上海』
第7章 急成長と過当競争の歪み:小林多喜二『蟹工船』
第8章 独立した合理的な個人?:大岡昇平『野火』
第9章 歴史と偶然性:山田風太郎『戦中派不戦日記』
第10章 相対主義ではなく多元論を:夏目漱石『文芸の哲学的基礎』

受賞

第8回(2005)桑原武夫学芸賞

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