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地方交付税の経済学

地方交付税の経済学 -- 理論・実証に基づく改革

地方財政の再構築へ向けて

赤井 伸郎 (神戸商科大学助教授),佐藤 主光 (一橋大学助教授),山下 耕治 (長崎大学講師)/著


2003年10月発売
A5判並製カバー付 , 278ページ
定価 3,080円(本体 2,800円)
ISBN 4-641-16193-3


経済理論
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在庫なし
受賞

地方財政の根幹をなすうえに,複雑なしくみをもつ「地方交付税」について,その実態を明らかにし,包括的な改革案を提示する,待望著。経済学のスタンスに立ちながら,理論的かつ実証的に交付税の問題点を指摘し,地方財政の再構築をめざす。地方自治体職員の方は必読。
目次
1 地方交付税への視角
 地方と都市の明暗
 地方交付税の帰結
 分権化の動き
2 地方交付税制度:建前,実際,実態
 交付税の目的と機能
 交付税額の決定
 決定の仕組み
3 補助金の経済学
 「あるべき」補助金
 補助金と地方財政
 補助金の現実
4 地方交付税の「誘因効果」
 ミクロ的誘因効果と非効率性
 誘因効果の帰結
5 地方交付税制度に潜むインセンティブ効果
6 地方交付税制度の改革可能性
7 三位一体改革
 改革の視点
 新たな改革案
 補助金制度改革
 基幹税源
 独自財源
 シミュレーション
8 制度改革の課題と可能性
 改革課題
 他制度との整合性
 地方集権と政府の階層化

受賞

第5回(2004)NIRA大来政策研究賞/第13回(2004)租税資料館賞/第47回(2004年度)日経・経済図書文化賞

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