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日本の長期金融

日本の長期金融

金融システムのあり方と日本経済

福田 慎一 (東京大学教授)/編著


2003年03月発売
A5判上製カバー付 , 276ページ
定価 5,500円(本体 5,000円)
ISBN 4-641-16171-2


金融

在庫なし

政府介入を伴う金融システムは途上国では有益であるが,日本のような成熟した経済は市場中心的なシステムに移行してゆく。自由化以前と以後に,金融システムのあり方は日本経済にどのような影響を及ぼしてきたのかを長期資金の果たしてきた役割に焦点を当てて分析する。
目次
第1部 長期資金と経済成長:理論的整理とマクロ・データによる概観
 第1章 長期資金が経済成長に果たす役割
 第2章 長期資金のマクロ的動向
第2部 長期資金の決定メカニズムとその影響:企業サイドから見た分析
 第3章 長期資金の決定メカニズム:一九七〇年以降の日本企業の実証分析
 第4章 社債発行の選択メカニズム
 第5章 長期資金と設備投資:日本の企業別データを用いた実証分析
第3部 銀行貸出と長期資金:キャピタル・クランチからの視点
 第6章 一九九〇年代における銀行の貸出期間の選択:株価が銀行貸出に与えた影響
 第7章 自己資本比率規制と銀行貸出
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