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労働社会の変容と再生 -- フランス労働法制の歴史と理論
ポストモダン社会に何が求められているか
2001年11月発売
四六判上製カバー付 ,
306ページ
定価 3,300円(本体 3,000円)
ISBN 4-641-14314-5
在庫なし
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現在推し進められている構造的改革によって,これまでの日本で大切にされてきた長期的な安定や協調関係が失われてしまうおそれがある。これからの労働社会はどうあるべきか? フランスをてがかりに,日本がすすむべき「社会」の姿を提言する意欲的な創造作品。
本書は,フランスの労働社会の歴史的・理論的背景に焦点を当て,現在生じている社会変化の歴史的意義や理論的原動力を明らかにする。そして,日本社会との比較分析を行うことによって,混迷する日本社会の根底にある問いを深く掘り下げ,その再生を図るためのいくつかの新たな鍵を発見する。
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《主な目次》 はじめに 今なぜ,歴史や理論から学ぶのか? 第1章 フランス労働法制の歴史 第1節 「労働法」誕生前のフランス社会 第2節 「労働法」とフランス社会 第2章 フランス労働法制の理論 第1節 「自由」「社会」「手続」 第2節 「労働法」「労働」批判 むすび では,日本では?
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