執行妨害と短期賃貸借 | 有斐閣
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執行妨害と短期賃貸借

執行妨害と短期賃貸借

短期賃借権の保護とその調整

生熊 長幸 (大阪市立大学教授)/著


2000年11月発売
A5判上製カバー付 , 558ページ
定価 11,000円(本体 10,000円)
ISBN 4-641-13241-0


民事執行・保全法 > 民事執行法

在庫なし

抵当権設定後に設定された賃借権はいかに保護されるべきか。短期賃貸借解除請求訴訟をめぐって,不法占拠者の問題,抵当権の実行を妨害する者に対する保全処分の申立,抵当不動産の買受人の引渡命令,執行官・執行官制度のあり方など多角的に検討した力作。
目次
《主な目次》
序 章 本書の課題
第1章 正常型建物短期賃借権の保護
第2章 短期賃貸借解除請求訴訟と正常型建物短期賃借権の保護
第3章 併用賃借権の効力と抵当権に基づく短期賃借人に対する明渡請求
第4章 短期賃貸借の解除と抵当権者の明渡請求
第5章 短期賃貸借解除の要件再論
第6章 売却のための保全処分等と平成3年最高裁判例
第7章 抵当権の実行と不動産引渡命令の制度
第8章 抵当権者による明渡請求を肯定した大法廷判決の登場
第9章 民事執行における執行官の役割の重要性と執行官制度
終 章 抵当権と正常賃借権
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