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所得税の制度と理論

所得税の制度と理論 -- 「租税法と私法」論の再検討

伝統的基礎理論を現代に

水野 忠恒 (一橋大学教授(政府税調委員))/著


2006年03月発売
A5判上製カバー付 , 470ページ
定価 7,480円(本体 6,800円)
ISBN 4-641-12990-8


租税法

在庫なし

近年,会社の分割・合併や持株会社の設立などの立法にあたり,租税法と私法との交錯が顕著にみられる。本書は「租税法と私法」について,基礎理論から外国税額控除判決におけるような具体的な解釈論,組織再編税制のような立法政策についても研究した論文集。
目次
第1編 租税法と私法
 第1章 「租税法と私法」論の再検討
 第2章 租税法と私法との交錯
 第3章 外国税額控除をめぐる裁判例にみる私法形式の否認と事業目的の理論
第2編 所得の区分と私法
 第4章 預貯金利子等の課税のあり方
 第5章 金融資産収益の課税
 第6章 損益通算制度
 第7章 給与等以外の源泉徴収制度
 第8章 ストック・オプション課税訴訟に関する若干の意見
 第9章 譲渡所得と取得価額
 第10章 土地税制の手法
 第11章 高齢社会と年金税制
 第12章 年金と税制
 第13章 知的財産権の課税上の問題
 第14章 あらたな事業体に対する課税の検討
 第15章 時効等による納税義務の消滅
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