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日本の企業集団

日本の企業集団 -- 財閥との連続と断絶

橘川 武郎/著


1996年12月発売
四六判 , 250ページ
定価 2,530円(本体 2,300円)
ISBN 4-641-06798-8


経営学

在庫なし

日本型経済システム分析のかなめをなす企業集団論について,経営史学を中心とした様々な論争の意味を明らかにし,企業集団とは何か,それと財閥の関係はどのようなものかを徹底的に考える。研究者,学生必読の力作。
目次
《主な目次》
序 章 課題と問題意識
 課題と方法/問題の所在/本書の構成
第1章 財閥と企業集団
 はじめに/財閥と企業集団をめぐる二つの論点/定義の問題/財閥と企業集団の機能の一貫性
第2章 財閥とコンツェルン
 はじめに/第一次大戦後のコンツェルン形成運動/研究状況/反響とそれへのコメント
第3章 戦前日本の産業発展と財閥
 はじめに/森川説と山崎説/所有にたいする二重の封じ込め/財閥の多角化と企業間競争
第4章 企業集団と融資系列
 はじめに/戦時期・戦後復興期の状況変化/企業集団の成立その機能/企業集団と融資系列の関係
第5章 戦後の経済成長と企業集団
 はじめに/企業集団が形成された経済環境/株主安定化と社長会/系列融資と設備投資/新興産業への進出/不況産業対策/企業集団と総合商社
終 章 総括と展望
 日本の経済発展と財閥・企業集団/後発的工業化へのインプリケーション/日本の企業集団の現在と未来
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