家としての日本社会 | 有斐閣
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家としての日本社会

家としての日本社会

三戸 公/著


1994年11月発売
四六判 , 242ページ
定価 2,310円(本体 2,100円)
ISBN 4-641-06720-1


日本経済

在庫なし

諸外国から「異質」とみられる日本社会の基底的構造とは何か? その謎に正面から立ち向かい,日本における組織の特質を《家》として把握し,基軸的組織である企業と日本社会の「家」的構造を明快に描き出す。日本的経営論や日本的社会システム論に一石を投じる待望の書!
目次
《主な目次》
第1部 「家」としての会社
 日本人にとって当たり前のこと――日本企業の特異な行動様式
 契約型と所属型――残業と手伝いをめぐって
 家とは何か――その常識と概念
 家族と非家族――終身雇用は日本的経営の特質か
 再び家族と非家族――外国人労働者問題によせて
 階統制と能力主義――日本的経営の特質
 日本における株式会社の怪――家長・家産・家督相続
第2部 「家」の展開
 企業系列・企業集団
 企業系列・企業集団の基底
 揺らぐ系列
 社是・社訓(その1)
 社是・社訓(その2)
 脱,社是・社訓
第3部 「家の論理」と日本社会
 家族の変遷(その1)
 家族の変遷(その2)
 東京
 政治改革の構図
 大学は,今……
 恥の終焉
 家の論理,廃止か存続か?
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