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1997年08月発売
四六判 ,
282ページ
定価 2,090円(本体 1,900円)
ISBN 4-641-05862-8
在庫なし
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冷戦の終結により新しい時代を迎えた国際社会は今,また不透明な時代に入ったかのように見えるが,少しずつ国家間の関係から脱国家・超国境のトランスナショナルな関係に広がりつつある。これまでの見方を超える視点も入れて激変した国際関係を簡潔・明快に説いた好著。
歴史は,澱んで停滞することもあるが,ときには急流のごとく奔流する。一生の間にこの奔流に出会うことがあるとすれば,歴史的幸運である。 (本書「はしがき」より)
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《主な目次》 序章 国際政治理論の解剖 1章 人類は生き残れるか 2章 世界経済の動き 3章 南北問題を考える 4章 軍縮と平和への道 5章 国際関係の転換 6章 国際法・国際機構の発展 7章 文化の彩り 8章 人間の尊厳 9章 これからの日本の役割 終章 地球社会の形成
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