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因果関係概念の意義と限界

因果関係概念の意義と限界 -- 不法行為帰責論の再構成のために

再検討を迫る意欲的な研究書

水野 謙 (青山学院大学助教授)/著


2000年01月発売
A5判上製カバー付 , 412ページ
定価 8,424円(本体 7,800円)
ISBN 4-641-04181-4


債権各論 > 不法行為

在庫なし

「不法行為における事実的因果関係と賠償範囲とは截然と区別できるのだろうか」という問題意識のもとに,従来のやや閉塞した議論状況をのりこえ,不法行為帰責論を再構成する新たな手掛かりを探る。伝統的な不法行為法理論を揺り動かす力感溢れる研究書。
目次
《主な目次》
第1章 問題の所在
 因果関係と賠償範囲の「区別」論/「区別」論に対する近時の批判説/「区別」論の三つの側面・本書の目的・分析の視角
第2章 ネグリジェンス法における「区別」論の成立過程
 検討課題と叙述の順序/ネグリジェンス法前史/帰責の有無を正当化する“but for”という言明/帰責を論じる“but for”テストの顕在化/リーガル・リアリストによる「区別」論の意義/「完全賠償主義」とpalsgraf判決の関係
第3章 ネグリジェンス法における「区別」論の揺らぎ
 検討課題と叙述の順序/「事実と政策との二元論」に対する批判1・2/「因果関係概念の普遍性」に対する批判/個人主義的責任原理からの離脱と復帰
第4章 わが国の不法行為帰責論・再考
前章までの要約/わが国の判例理論の検討/わが国の学説の検討/結語
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