【特集】私立大学財政危機とその課題 ◇私立大学――その現状と展望(座談会)……梅根 悟/尾形 憲/小林 直樹/西岡 武夫 ◇私大財政の現状と課題……大沢 勝 ◇私立大学の財政的危機と将来展望――私立大学のあり方を探る……生越 忠 ◇アメリカの私立大学財政の現状……清水 畏三 〔論説〕 ◇故意犯受刑者の訴訟手続の意識調査……青柳 文雄 ◇合衆国憲法判例の最近の動向〔第1回〕――アメリカ合衆国における個人的権利の体系/表現の自由に関する一般理論……トマス・I・エマスン/木下 毅((訳)) ◇国際連合による侵略の定義……三好 正弘 ◇侵害と死亡との因果関係に関する事実認定の批判……上野 正吉/植松 正 〔研究会〕 ◇公害予防訴訟――民事訴訟と行政訴訟の比較(研究会)(上)……淡路 剛久/小高 剛/塩野 宏/新堂 幸司/濱 秀和/星野 英一 ◇人間環境問題と法律専門家の役割――人間環境問題研究会の理念と事業について……人間環境問題研究会/野村 好弘/竹内 保雄(編) ◇行政強制(研究会)〔10回〕――即時強制の諸問題……雄川 一郎/金子 宏/塩野 宏/新堂 幸司/園部 逸夫/広岡 隆/熊代 昭彦/冨尾 一郎 〔時の判例〕 ◇教育委員会の会議の公開違反の瑕疵がその議決の取消事由にあたらないとされた事例/免職された公務員が免職処分の取消訴訟の係属中に死亡した場合と相続人による訴訟承継の成否――最3小判昭和49・12・10……佐藤 繁 ◇附記登記による所有権移転請求権保全仮登記の流用と附記登記後の第三者――最3小判昭和49・12・24……井田 友吉 ◇交通事故による損害賠償債権を有する者が債権者代位権により債務者の有する自動車対人賠償責任保険の保険金請求権を行使するための要件――最3小判昭和49・11・29……田尾 桃二 ◇約束手形の受取人欄の変造と手形法16条1項の適用――最3小判昭和49・12・24……島田 禮介 〔会社の実務〕 会計監査人について……南 忠彦 〔銀行の実務〕 不渡理由と不渡処分……鈴木 正和 〔商事判例研究〕 ◇企業提携のためになされた第三者割当の新株発行価額が,その取締役会決議の時の市場価額の半額以下であっても,著しく不公正な発行価額とはいえないとされた事例――東京地判昭和47・4・27……森本 滋 ◇本人の実印を所持する代理人と金融機関との間で締結された連帯保証契約と表見代理の成立――最3小判昭和46・4・20……青竹 正一 〔労働判例研究〕 いわゆる社外工の労働災害における派遣先企業の注意義務と民事責任/第三者行為災害における労災保険法による保険給付の確定と受給権者の加害行為者に対する損害賠償請求権との関係――横浜地判昭和49・5・31……岩出 誠 〔渉外判例研究〕 ◇国際航空運送についてのある規則の統一に関する条約(ワルソー条約)17条にいう「乗降のための作業中」の解釈――東京高判昭和40・3・24……江泉 芳信 ◇実用新案登録または特許出願中の考案・発明のライセンスと実施料支払義務――東京地判昭和48・1・31……土井 輝生 〔時の経済〕 200カイリと12カイリ…… 〔巻頭随想/随想〕 ◇雑誌のことなど……服部 栄三 ◇渉外弁護人……越川 純吉 ◇環境の荒廃……岩尾 裕純 ◇採点の副産物……筒井 若水 ◇会計と法令の交錯……江村 稔 ◇天文台と光害……古在 由秀 ◇二つの「公正」思想……磯田 光一