【特集】生活妨害 ◇生活妨害(公害)とその救済(座談会)……谷口 知平/好美 清光/沢井 裕/野村 好弘/富沢 操 ◇資料・公害に係る紛争の処理及び被害の救済に関する法律案要綱〔厚生省公害部〕…… ◇騒音・振動判例における法的論点の推移……野田 愛子 ◇日照妨害と放送受信障害の法的救済……野村 好弘/淡路 剛久 ◇資料・日本放送協会受信料免除基準…… 〔論説〕 ◇二つの国際的人権会議について――国際人権年にちなんで……長島 敦 ◇都公安条例の運用の実態とそれに関する最近の裁判……堂野 尚志 ◇正当性の限界逸脱行為と刑の減免について……西村 克彦 ◇自筆証書による遺言の実際(上)――遺言書検認事件よりみて……野川 照夫 ◇米国地域制の新様式とわが国への適用性――非積み重ね式地域制と柔軟地域制……生田 典久 ◇天皇機関説事件――史料は語る〔第5回〕……宮沢 俊義 ◇会社更生計画の分析(第6回)……霜島 甲一/前田 庸/田村 諄之輔/青山 善充 ◇資料・労使関係法運用の実情と問題点に関する報告書〔第1部〕(7)…… 〔時の判例〕 ◇為替手形の支払呈示期間経過後支払場所にした呈示の効力――最大判昭和42・11・8……杉田 洋一 ◇いわゆる「トルコ風呂」と労働基準法第8条の適用事業の種類――最2小決昭和42・11・8……堀江 一夫 〔会社の実務〕 株式不所持制度あれこれ……入山 善美 〔銀行の実務〕 いわゆる相殺通知について……石井 真司 〔商事判例研究〕 ◇商標権共有者の1人のする控訴の適法性――先使用権発生の要件――多年にわたる商標使用許諾と差止請求権の行使――大阪高判昭和40・1・22……紋谷 暢男 ◇船荷証券の用紙と著作権――海上物品運送契約に使用する目的で作成を依頼された船荷証券の用紙については,その作成者は,著作権を有しない――東京地判昭和40・8・31……山本 桂一 〔労働判例研究〕 (1)地位保全の仮処分命令は,その後に申請された右解雇の無効を前提とする賃金仮払仮処分申請事件に関し当然に裁判所を拘束するものではないとされた事例,(2)不当解雇期間中のバックペイに関し昇給を認めたが,通勤手当および皆勤手当を算出基礎から除外した事例――名古屋地判昭和40・8・16……渡辺 章 〔渉外判例研究〕 ◇戸籍上日本人夫と外国人妻との間の子として記載されている子と表見上の母との間の母子関係不存在確認事件――東京家審昭和41・4・9……林脇 トシ子 ◇韓国人父母離婚後母と共に渡日した韓国人未成年者につき後見人を選任した事例――東京家審昭和41・6・7……田村 精一 〔時の経済〕 総点検期にきた日本経済…… 〔JURIST NOTE〕 ◇大気汚染防止法案要綱…… ◇騒音規制法案要綱…… ◇交通反則通告制度の最終案…… 〔巻頭随想/随想〕 ◇一条戻り橋……大西 芳雄 ◇グロチウスの城――古い手帖から……井上 茂 ◇オックスフォード大学での学生生活……杉村 敏正 ◇紛争解決手段としての調停……堀内 節 ◇国際法の効用……藤崎 萬里 〔学会誌めぐり〕 上智法学論集……品川 孝次 〔労使関係法セミナー〕 不当労働行為(1)(第9回)……石井 照久/石川 吉右衛門/三段崎 俊吾/重枝 琢巳/沼田 稲次郎/野村 平爾/安恒 良一