法律実務のパートナー

ジュリスト　1966年２月１日号(No.339)

1966年01月25日　発売
定価 0円(本体 0円)

【特集】交通事故の損害賠償額
　◇人身事故における損害賠償額の法理……西原　道雄
　◇交通事故による損害賠償の範囲に関する諸問題……井口　牧郎／牧野　利秋
　◇交通事故における損害賠償額――東京地裁判決を中心とするその実態……鈴木　潔
　◇大阪地裁交通部処理の実態……舟本　信光
　◇名古屋地裁におけるその実態……山口　正夫
　◇英米における損害賠償額――判決例を中心に……生田　典久

〔論説〕
　◇海上運送をめぐる最近の法律問題……戸田　修三
　◇ラウエル所蔵文書――日本国憲法の制定に関するマッカーサー総司令部側の記録〔第５回〕……高柳　賢三／田中　英夫
　◇日本における公務員との紛争の解決〔第２回〕……ウォルター・ゲルホン／早川　武夫（（訳））
　◇米国から日本へのテクニカル・データの輸出に対する規制（下）……Ｊ・スピード・キャロル／長島　安治
　◇西ドイツの裁判官制度（７）……小山　昇
　◇樺太に本籍を有していた日本人のなしたソ連国籍の取得が，国籍法８条にいう「自己の志望」によるものでないとして，日本国籍の保有を認め，就籍を許可した審判例――札幌家室蘭支審昭和３９・３・３１……澤木　敬郎

〔追悼随想〕
　柚木博士を偲んで……林　良平

〔会社の実務〕
　株式事務と郵便……橋本　孝一

〔商事判例研究〕
　◇不正競争防止法１条６号の営業上の信用を害する虚偽の事実を流布する行為の解釈――大阪地決昭和３８・１・３１……松下　満雄
　◇記名式株券の運送保険の保険者には商法６６１条の代位によっても公示催告の申立権はない――大阪地決昭和３８・２・１９……小町谷　操三
　◇商法２９５条の先取特権をもつ債権者に対して弁済がなされた場合，破産法７２条２号による否認権の行使をなしうるか――広島高岡山支判昭和３８・１０・４……椎原　国隆

〔労働判例研究〕
　労働者の過失による不合格製品作り直しのための時間外労働拒否，休日振替出勤日の無届欠勤等を理由とする解雇の効力――神戸地判昭和３８・８・１３……花見　忠

〔渉外判例研究〕
　戦前ジャワ銀行が発行したギルダー貨による預金債権の閉鎖機関令による邦貨換算――東京高判昭和３９・１・２３……土井　輝生

〔時の経済〕
　“戦後最大”の中味――企業第一の４１年度減税……

〔身分法研究〕
　非嫡出子の父がした嫡出子出生届と認知の効力……沼辺　愛一

〔特許法セミナー〕
　〔第５０回〕……内田　護文／兼子　一／鈴木　竹雄／染野　義信／豊崎　光衛／原　増司／松居　祥二／吉藤　幸朔

〔ＪＵＲＩＳＴ ＮＯＴＥ〕
　雇用に関する政策……

〔巻頭随想／随想〕
　◇審議会以前……我妻　栄
　◇法実証主義と信義則……峯村　光郎
　◇蛋民の陸上移住……高柳　真三
　◇民事訴訟の非訟事件化……吉川　大二郎
　◇架空の論議……高辻　正巳
　◇虻蜂とらず……小倉　武一