〔巻頭言〕 仏法民主主義の政党…… 〔論説〕 ◇債務者は,任意に支払った制限超過利息の元本充当を主張しうる――最高裁大法廷判決の変更(昭和39・11・18)……我妻 栄 ◇資料・利息制限法に関する最高裁大法廷判決(昭和39・11・18)…… ◇最高裁判決の金融取引に及ぼす影響……堀内 仁 ◇フランスの裁判官制度(1)……小山 昇 ◇文書偽造の観念について――本来の偽造(有形偽造)とその周辺……正田 満三郎 ◇西独の行政手続法草案(下)――その基本的構想と概要……南 博方 ◇刑事裁判の執行に関するベネルックス3国条約草案……森下 忠 ◇西ドイツにおける刑事法改正の動き……臼井 滋夫 ◇実務からみた民法第752条と第760条との関係……加藤 令造 ◇ソ連の大学と法学教育……村田 次郎 〔時の判例〕 利息制限法の制限をこえる利息,損害金は当然に残存元本の支払に充当されるか――最大判昭和39・11・18……宮田 信夫 〔商事判例研究〕 ◇登記懈怠の過料――代表取締役はその就任前すでに生じていた変更登記事項についても登記申請義務を負うか――大阪高決昭和37・5・23……大塚 市助 ◇約束手形の記名式裏書の被裏書人の氏名のみを抹消した場合の効果――最後の白地式裏書をした裏書人が手形を所持しているときの形式的資格――大阪高判昭和36・11・22……島 十四郎 〔労働判例研究〕 経歴詐称を理由とする懲戒解雇の効力について――横浜地判昭和38・4・22……紋谷 暢男 〔海外人権紙めぐり〕 ハーレムの暴動(上)――緊急人権擁護委員会の調査報告……自由人権協会 〔時の経済〕 金融緩和へのコース…… 〔身分法研究〕 監護者でない親と子の面接……森口 静一/鈴木 経夫 〔特許法セミナー〕 〔第26回〕……内田 護文/兼子 一/鈴木 竹雄/染野 義信/豊崎 光衛/原 増司/松居 祥二/吉藤 幸朔