法律実務のパートナー

ジュリスト　1960年７月15日号(No.206)

1960年07月10日　発売
定価 0円(本体 0円)

〔巻頭言〕
　事件の結末……

〔論説〕
　◇公訴時効についての二，三の問題――桐生のロックアウト事件から……田宮　裕
　◇株主総会決議不存在確認の訴をめぐる疑問……長谷部　茂吉

〔座談会〕
　◇５・１９（単独裁決）から６・２３（批准書交換）まで――新安保をめぐる混乱をどうみるか……池松　文雄／伊藤　正己／井上　茂／小林　直樹／西島　芳二／橋本　公亘／宮沢　俊義／和田　英夫
　◇アメリカにおける交互尋問……池原　季雄／末延　三次／谷川　久／中根　宏

〔書評〕
　松田二郎著会社更生法（有斐閣法律学全集３９）を読む……小川　善吉

〔ふぃにっくす〕
　法医鑑定と政治的偏見……

〔時の判例〕
　荷渡依頼書呈示前なされた依頼撤回の効力――最３小判昭和３５・３・２２……川添　利起

〔身辺雑記〕
　大学教授の海外出張……我妻　栄

〔商事判例研究〕
　◇悪意の抗弁における悪意は，未必の悪意で足りるか――無償譲渡と未必の悪意の推定――東京地判昭和３２・１１・３０……西島　梅治
　◇営業主の営業のあと始末に関する行為と支配人の代理権の有無――別箇の文書たる公正証書の記載を引用した和解調書の債務名義としての適格――東京地判昭和３１・１１・１４……竹下　守夫
　◇運送取扱人が運送人の選択を誤った例――高松高判昭和３１・１２・１３……小町谷　操三

〔労働判例研究〕
　不当労働行為救済命令取消訴訟における当事者能力――仙台高秋田支判昭和３４・８・２７……保原　喜志夫

〔海外人権紙めぐり〕
　モロッコ共産党の合法判決……自由人権協会