法律実務のパートナー

ジュリスト　1959年３月15日号(No.174)

1959年03月10日　発売
定価 0円(本体 0円)

〔巻頭言〕
　舞台の松川事件……

【特集】工業所有権法改正法の究明
　◇工業所有権法改正を貫くもの……兼子　一
　◇現段階における技術と特許法の改正……染野　義信
　◇新法案における工業所有権の保護……豊崎　光衛
　◇立法寸評１・権利侵害に対する救済……加藤　一郎
　◇無効の裁判……
　◇立法寸評２・商標権と営業との分離……矢沢　惇
　◇サービスをめぐる論争……
　◇実用新案，意匠法改正法案への疑問……大条　正義
　◇立法寸評３・実用新案法改正の中小企業に対する影響……金澤　良雄

〔論説〕
　子殺し事件の量刑……横井　大三／谷川　輝

〔研究会〕
　租税徴収制度答申について（その２）（研究会）――租税徴収制度答申と租税徴収の確保……宇佐美　勝／雄川　一郎／加藤　一郎／杉本　良吉／田中　二郎／忠　佐市／堀内　仁／桃井　直造／三ケ月　章／安井　誠

〔英米憲法判例選〕
　裁判所侮辱の即決処罰権……

〔ふぃにっくす〕
　試験余談……

〔時の判例〕
　道路交通取締法施行令第４１条等は限時法か――原動機付自転車の２人乗りを禁じていた新潟県道路交通取締規則に関連して――東京高判昭和３３・１２・２６，東京高判昭和３４・２・４，東京高判昭和３３・１２・２３，東京高判昭和３４・１・２９……真野　英一

〔身辺雑記〕
　浅間ぶどうと小田原の梅……我妻　栄

〔会社の実務〕
　借家人と失火責任――保険者代位に関する疑問……南出　弘

〔商事判例研究〕
　◇受取人白地の白地手形における前者の意義――白地手形の授受と手形抗弁――広島高岡山支判昭和３０・２・２６……石井　照久
　◇裏書人が遡求権消滅後に被裏書人から手形を回収した場合と手形上の権利取得の有無――東京地判昭和３０・１１・２１……実方　謙二
　◇千葉新聞不買事件――２次ボイコットと排他条件附取引――東京高決昭和３０・４・６……松岡　誠之助
　◇商標権の行使につき権利乱用を認めた例――東京高判昭和３０・６・２８……白川　和子

〔労働判例研究〕
　鉄道公安官のピケ突入に対抗する暴行が過剰避難とされた例――国鉄労組の３割休暇闘争に際して――福岡地小倉支判昭和３３・８・２０……宮島　尚史