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冷戦の終焉とヨーロッパ

冷戦の終焉とヨーロッパ

「勝利史観」への学問的批判

国際政治 > 国際政治 157号

日本国際政治学会/編


2009年10月発売
A5判並製 , 200ページ
定価 2,200円(本体 2,000円)
ISBN 978-4-641-29908-5


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冷戦はなぜ終わったのか。冷戦後の新史料公開を背景に,米ソ中心史観と非軍事的次元を見直し,より客観的に「歴史としての冷戦終焉」過程を解明する。1960年代末から80年代末に至るヨーロッパ国際関係の史的展開に,現代国際社会の構造と変容を考える。 
目次
「序章:冷戦の終焉とヨーロッパ」(広瀬佳一)
「ソ連による弱さの自覚と対外政策の転換──INF交渉の再検討」(岡田美保)
「緊張緩和(デタント)とヨーロッパ」(金子讓)
「1970年代及び1980年代におけるフランスの『抑止,防衛,デタント』政策」(山本真智子)
「バールの構想と分断克服への道──ブラントの東方政策の立役者と冷戦の終焉」(妹尾哲志)
「東ドイツ体制批判運動再考──『六八年』と『八九年』との関係を中心に」(井関正久)
「ヨーロッパ連合構想と『新しいヤルタ』──七〇年代以降の『自立的ヨーロッパ』模索の中の冷戦終焉ビジョン」(川嶋周一)
「冷戦の終焉とオーストリアの中立」(上原史子)
「欧州冷戦終焉とスペインの外交政策の変遷──米西関係を中心に」(細田晴子)
「CSCEを通じた人権問題の争点化──ソ連反体制派とアメリカ議会の接点」(宮脇昇)
「英国CSCE政策とヨーロッパ・デタント──西方政策としての東方政策」(齋藤嘉臣)
「欧州技術協力とイギリスの対ヨーロッパ政策──一九六〇年代後半における欧州技術共同体(ETC)構想」(芝崎祐典)
書評
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