序 章 <失われた時代>の高校生──1986~2003年=片瀬一男 第1章 「ゆとり教育」は学習を変えたか──「ゆとり教育」導入前後の学習意識と学習行動の分析=神林博史 第2章 規範意識は低下したのか──同調性と序列性の形成=高橋征二 第3章 進路意識はどのように変化したのか──ジェンダー・トラックの弛緩?=片瀬一男・元治恵子 第4章 性別役割意識は変わったか──性差・世代差・世代間伝達=元治恵子・片瀬一男 第5章 どのような相談ネットワークが進路選択を促進するのか──その広がりと多様性=片瀬一男 第6章 社会意識はどのように変わったのか──満足感・不公平感の動態と学歴意識の変容=阿部晃士 終 章 公正な社会をめざして──「仙台高校生調査」が示唆するもの=海野道郎 |