はしがき(鈴木良隆) 第1部 背 景 第1章 企業と社会─社会とは何か,企業とは何か(鈴木良隆) 第2章 ソーシャル・エンタプライズの登場と背景(西田亮介:立命館大学大学院) 第2部 課題、担い手、機会 第3章 現代のソーシャル・エンタプライズ(西田亮介) 事例紹介:シュアールグループ 第4章 現代のソーシャル・アントルプルナー─ソーシャル・イノベーションの担い手として(土肥将敦:高崎経済大学) The Big Issueのストリート雑誌事業/ヤマトグループの「宅急便一個につき一〇円寄付活動」 第5章 新たな課題,新たな担い手(鈴木良隆) 子育てと地域の産業/発達障害者の就労支援/女性人材発掘と柔軟な仕事/地域における高齢者の自立 第6章 ソーシャル・エンタプライズのフロンティア(土肥将敦) アメリカにおけるソーシャル・エンタプライズ/イギリスにおけるソーシャル・エンタプライズ 第7章 明日への取り組み─復興から地域再生へ(河野通洋:八木澤商店社長+鈴木良隆) 東日本大震災からの復興と地域の再生/陸前高田――事業復興から地域再生へ/越喜来の仕組みづくり 第3部 企業と社会のあいだ 第8章 現代企業の社会意識(由良聡:パブリックリソース財団シニアフェロー) 「企業の社会性に関する調査」の概要/調査期間におけるCSRの概況/調査結果にみるCSRの状況と推移 第9章 ソーシャル・アントルプルナーの源流─ロバート・オゥウェンとサン・シモン=ペレール(鈴木良隆) 第10章 日本における企業の出現と社会(鈴木良隆) 第11章 日本におけるソーシャル・アントルプルナーの出現─渋沢栄一(島田昌和:文京学院大学) 第12章 起業の思想,会社の方法─現代を渋沢に問う(鈴木良隆) |
※「週刊エコノミスト」2014年8月5日号の「BOOK REVIEW」で取り上げていただきました。評者は橘川武郎・一橋大学教授。 |