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第一部 国際社会と法 1 ドイツ国際不法行為法における被害者の決定権=出口耕自 2 19世紀後半の陸戦法規の法典化における軍事的必要性の概念=江藤淳一 3 海難事故時の船員の公正な処遇に関するIMO/ILOガイドライン──海洋汚染に対する環境刑法の適用が提起する問題=小塚荘一郎 4 ドイツ原子力法における危険概念──1980年前後の判例・学説=桑原勇進 5 ドイツ近代労働法黎明期の労働訴訟──ヴォルムス営業裁判所を例に=松本尚子 6 UNIDROIT国際商事契約原則の現状と意義=森下哲朗 7 1907年ハーグ密使事件の遺産=村瀬信也 8 国家責任法の誕生──国際法における責任原則とその適用対象の一般化=西村 弓 9 国内法における「国際法の一般原則」の利用──フランス法を中心として=滝沢 正 第二部 現代社会と法 10 法曹倫理における「利益相反」=更田義彦 11 中世末期における保証人の事前求償権──民法460条2号の形成史=福田誠治 12 株主代表訴訟における代表の適切性──判決効拡張の正当化根拠の観点を中心にして=原 強 13 日本の家族序説=加藤雅信 14 メディアの自己規律について──放送法改正法とBPO=楠 茂樹 15 「受領遅滞による増加費用」の意味と請求の根拠規定──485条但書と413条との関係の考察=奥冨 晃 16 民法177条と悪意の第三者──単純悪意者排除説に対する疑問=辻 伸行 17 国政運営における政策形成機能について──「国権の最高機関」と「国務を総理すること」の間=矢島基美 18 企業環境法と持続可能な社会の実現=吉川栄一 |