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1995年03月発売
四六判 ,
322ページ
定価 2,090円(本体 1,900円)
ISBN 4-641-12807-3
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立憲主義の生成と展開という視点から,わが国の憲法の歩みを体系的に概説した初めての試み。いわゆる不平等条約の締結(1858年)から明治憲法・新憲法の制定を経て,平和条約の発効により独立を回復し,国際社会に復帰する(1956年)までを対象とする。
憲法史的事実をできるだけ適切に意味づけ,重要な法令その他の資料を分かりやすく表現するとともに,すでに代表的な憲法書が指摘している点を示すことによって,現行憲法を解釈する場合に欠くことのできない歴史的素材をも提供しようとつとめた。憲法を学ぶうえで必読の文献。
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《主な目次》 第1章 日本憲法史の考え方 第2章 立憲政体構想の模索 第3章 立憲政体構想の確定 第4章 立憲体制樹立への準備 第5章 基本法典の調査立案 第6章 枢密院の基本法典制定会議 第7章 明治典憲体制の成立 第8章 明治立憲制の特質と運用 第9章 日本国憲法体制の成立
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