特集
基本7法を中心に、学習上苦手意識を持ちやすい論点や判例などに焦点をあて、『特集』を組んでいます。豊富な情報量、そしてさまざまな観点からのアプローチにより、複合的な視点から法律をつかめます。
憲法の争点Ⅰ 人権
風薫る5月。新生活を過ごされた方は,あっという間の1か月だったのではないでしょうか。
法学教室は,今号より基本七法の特集を開始します。今年度と来年度の共通テーマは「法律学の争点」。2か年計画で,各法分野での最重要争点を厳選し,解説していただくこととしました。「法律学の争点」は,小社がジュリスト増刊として刊行しているものですが,最新版の刊行から相当の年数が経ってしまっている分野もございます。法学教室誌上での2年にわたる特集により,最重要争点についての新しい情報を,わずかでも補うことができればと考えました。
トップバッターは例年どおり憲法。今年度は人権分野から,最も基本的で重要と考えられる7つの争点を取り上げました。『憲法の争点』は,2008年に「新・法律学の争点」として刊行されたものがあり,図書館などでご覧いただくことができると思います。およそ20年を経たいま,各争点はどのような動きを見せているでしょうか。ぜひ,比較しながら学びを深めていただけると幸いです。来年度は統治分野を扱います!
今号では,PFASをめぐる「時の問題」と,保険契約をめぐる最判令和7・10・30を「判例クローズアップ」でご解説いただきました。いずれも専門性の高いテーマですが,学生読者に向けてわかりやすい情報提供がなされています。
GWの余暇や移動のお供に,ぜひ法学教室を。


