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社会心理学小辞典

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古畑 和孝/編


1994年10月発売
四六判 , 328ページ
定価 2,420円(本体 2,200円)
ISBN 4-641-00214-2


心理学

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幅広い層の人々のニーズに応えるべく,社会心理学の専門用語を簡潔・平易に解説するとともに,学問的に正確な叙述を期した信頼できるハンディな辞典。項目間の相互関連・参照を多くして,大辞典的機能を果たすことにも留意した。執筆者総勢132名。
《すいせんのことば》=三隅二不二
現代は“こころ”の時代といわれるが,こころは本質的に“社会的”なものである。物質的なものを基盤とするが,“こころ”は社会的相互作用の中で,とくにシンボリックな社会的相互作用の中で発生し発達するものである。21世紀にかけてこころの科学としての心理学において社会心理学は中核的役割を果たすことになるだろう。同時に,マクロ的なものを記述してきた社会科学一般の中で,個体としての人間との関係,すなわちミクロ的な社会心理的なものが,“意味”として問われてくる。フロイトやマルクスを超えて,社会心理学のフロンティアは広大である。
本辞典は多岐多様にわたる社会心理学の実態にあわせて,実に慎重に網羅的に,かつきびしい選抜にもとづいて編集されたひとつの優れた創作である。専門家の方々のみならず,一般の方々に責任をもっておすすめする次第である。
  《本辞典の特色》
※社会心理学の全分野と隣接・関連領域を網羅 社会心理学の進歩や新たな動向を踏まえ,必要とする項目をひろく採録。心理学的社会心理学・社会学的社会心理学双方の主要な領域をカバーし,隣接・関連領域の用語を大幅に取り入れた。
※小項目主義による簡潔で正確を期した信頼できる辞典 学習・研究に必要な用語をできる限り取り入れるために小項目主義をとり,用語の内容に応じて簡潔・正確な解説を心がけた。
※関連・参照項目の多用による多面的な概念理解の取得 小項目主義の欠点を補うために,解説文末に関連・参照項目を指示し,断片的な用語の解説におわらぬよう,ひとつひとつの知識を互いに関連づけて理解できるよう工夫した。
※みよ項目による用語の多様性に配慮 新しい学問である社会心理学では,用語が統一されていないため,本辞典では300をこえる〈みよ項目〉を取りあげて,スムーズに目的の概念が引けるように配慮した。
※欧文からの検索にも便利 見出し語に英語を付けるとともに,重要な概念については必要に応じて本文解説中にも英語を付し,巻末には欧文索引を付けたので,欧文からの検索にも大変便利である。 総項目数=2100項目
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