履行不能法の形成と発展 | 有斐閣
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履行不能法の形成と発展

履行不能法の形成と発展 -- ドイツ法における後発的不能法の生成を手がかりとして

坂口 甲 (大阪公立大学准教授)/著


2024年04月発売
A5判上製カバー付 , 396ページ
定価 9,350円(本体 8,500円)
ISBN 978-4-641-23327-0
Die Entstehung und Entwicklung der Unmoglichkeitslehre

民法一般
債権各論
債権総論

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後発的不能に関する法準則がどのように形成され,1900年のドイツ民法典の給付障害法の中核を担うに至ったのかを探求すると同時に,注文者の責めに帰すべき事由による不能に関する法準則の展開について,19世紀までのドイツ法の展開を明らかにする。
目次
第1部 ドイツ法における後発的不能論の成立と展開
 第1章 はじめに
 第2章 18世紀の自然法論とプロイセン一般ラント法
 第3章 19世紀のパンデクテン法学とドイツ民法典の成立
 第4章 おわりに──ドイツ法のまとめと日本法の検討
第2部 ドイツ法における注文者の責めに帰すべき事由による履行不能
 第1章 はじめに
 第2章 普通法学
 第3章 ドイツ民法典642条および643条の成立
 第4章 ドイツ民法典645条の成立
 第5章 おわりに
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