法社会学の最前線 | 有斐閣
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法社会学の最前線

法社会学の最前線

法社会学,その着想・知見・創見

日本法社会学会/編


2023年05月発売
A5判上製カバー付 , 368ページ
定価 6,600円(本体 6,000円)
ISBN 978-4-641-12644-2


法哲学・法社会学・法制史 > 法社会学

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日本法社会学会がその総力を挙げて,法社会学という学問領域の最先端,最新の成果を世に問う論文集。「理論と方法」「民事司法」「刑事司法」そして「法を巡る現代的な問題」の四つのテーマを設定し,読者を豊かな研究の海へと誘う。
目次
第1編 法社会学の理論と方法
 法の構造の定量的分析(飯田高)/現代思想と法(船越資晶)/批判的法社会理論の系譜(吾妻聡)/近代的法主体像の困難性(橋場典子)/法的コミュニケーションにおける権力概念の再特定化(岡沢亮)
第2編 トラブル経験と民事司法
 近隣トラブルとその処理(阿部昌樹)/弁護士報酬と弁護士の選択の関係(森大輔)/法的対論への本人の参加(仁木恒夫)/医療事故訴訟における調整的判断と法創造(渡辺千原)
第3編 刑事司法の歴史と現在
 法制・言説・実践から見る植民地監獄衛生医療(林政佑)/刑罰意識研究の整理と展望(佐伯昌彦)/裁判員裁判10年の回顧と展望(藤田政博)/「対等な」議論のための「非対称な」コミュニケーション(小宮友根)
第4編 法の現代的諸相
 行政不服審査の実証分析(平田彩子)/不正競争防止法における「混同のおそれ」の規定要因(井上由里子・佐々木通孝・吉岡(小林)徹)/日本の司法部門とジェンダー(高橋裕)/最高裁判所裁判官国民審査制度の実質化(見平典)
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