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契約理論の第一人者による体系的基本書
伊藤 秀史 (一橋大学教授)/著
2003年04月発売
A5判上製カバー付 ,
434ページ
定価 4,620円(本体 4,200円)
ISBN 4-641-16181-X
○在庫あり
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情報が等しく共有されることは少ない。そんなとき最も望ましい行動に人々を誘うことが出来る仕組みとはどのようなものか。保険や金融市場,企業や政府の内部組織,人事慣行等の諸制度,規制等様々な分野で利用されている契約理論の基礎理論の標準的な分析手法を解説。
経済学の最先端をいく契約理論は,情報の非対称性下で最適なインセンティブを設計する問題の分析方法を開発する分野で応用範囲が広い。その基礎理論に重点を置いたテキスト。
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イントロダクション 第1章 アドバース・セレクションの基本モデル 第2章 アドバース・セレクションのモデル:バリエーションと拡張 第3章 複数エージェントのアドバース・セレクション 第4章 モラル・ハザードの基本モデル 第5章 モラル・ハザードのモデル:バリエーションと拡張 第6章 複数エージェントのモラル・ハザード 第7章 ダイナミック・モデル 第8章 複数プリンシパルの理論 第9章 不完備契約の理論 数学付録/参考文献/索引
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