ナチズムとドイツ自動車工業 | 有斐閣
HOME > 詳細 > ナチズムとドイツ自動車工業
同一ジャンルへ: 経営史,経済史
ナチズムとドイツ自動車工業

ナチズムとドイツ自動車工業

存亡をかけた競争の歴史

京都大学経済学叢書 > 京都大学経済学叢書 5

西牟田 祐二 (京都大学教授)/著


1999年11月発売
A5判上製カバー付 , 310ページ
定価 5,060円(本体 4,600円)
ISBN 4-641-16074-0


経営史
経済史 > 西洋経済史

在庫なし

ダイムラー・ベンツをはじめドイツの自動車大企業の発展とその生き残りを賭けた競争の歴史を,両大戦間期の政治的激動,とりわけナチの台頭と破滅の過程,あるいはその社会的経済的背景やアメリカの大企業等の動きとからめ,徹底した史料の渉猟を武器に描く問題作。
目次
《主な目次》
 序 章 両大戦間期のドイツ資本主義と自動車工業の位置
第1部 1920年代ワイマール体制期
 第1章 「産業合理化運動」と生産過程の変革/第2章 合同運動の展開=ダイムラー・ベンツ社の成立過程/第3章 自動車市場と企業間競争/第4章 経営危機1 諸要因/第5章 経営危機2 社会的・構造的要因/第6章 自動車工業界の政策転換を求める動向とナチ政権の成立
第2部 1930年代ナチ体制期
 第7章 ナチ政権のモトーリズィールング政策/第8章 自動車企業の競争=ダイムラー・ベンツ対オペル,フォルクスワーゲン/第9章 外貨危機への対応/第10章 軍需部門への進出/第11章 合理化と労働者=ナチズム的経営共同体の展開
第3部 第二次世界大戦とドイツ自動車諸大企業
 第12章 アメリカ参戦以前/第13章 アメリカ参戦以降/第14章 戦時資本蓄積と企業間競争
Copyright©YUHIKAKU PUBLISHING CO.,LTD. All Rights Reserved. 2016